「桃太郎電鉄2017」プレイした感想まとめ…まともに複数対戦をするならソフトは人数分必要です

待ちに待った桃太郎電鉄の最新作が2016年12月22日に発売されてまして、それを実は発売日に購入して年末年始は本当に家族で桃鉄を楽しんでいました。

このゲームに関しては攻略なんてものはほとんど存在しないので、とりあえずある程度プレイした上での感想について書いておきたいと思います。

それにしてもPS3やPS4でダウンロード販売もしていないので、WiiやWii Uを持ってない僕としては桃鉄をプレイする事ができていなかったので、3DSでも発売してくれたのは嬉しいですね。

ソフト1本での複数プレイは微妙

3DSと言えば通信でのローカルプレイが可能な点が魅力で、この桃鉄に関してもショップで無料の「多人数プレイ用」のソフトをダウンロードする事で、通信でのプレイも可能になります。

ソフト1本で4人までの対戦が可能になるんですが。

まず多人数プレイ用のソフトをダウンロードする所で子供はつまづきそうな気がしないでもないんですが、それ以上にこの多人数プレイは非常に微妙です。

3年対戦しか出来ないからです。

桃太郎電鉄は最大で100年までプレイが可能になっています。当然ですが長年プレイをすればするほど、沢山のイベントが起きて、これまで買えなかったら高額物件が買えたりするのです。

50年を超えた辺りでようやくカード駅の品物が一新されたりと、様々なイベントがあるゲームなので、3年決戦なんかハッキリ言って「サンプル版」と言っても良いレベルなのです。

そう考えると非常に微妙です。実際に家族3人でこの3年決戦をしてみたんですが、普通に1〜2時間で終了するのは良いとしても、昔からのファンとしては全然満足する事が出来ませんでした。

むしろもっと長くやりたい…と不満が溜まる一方です。

1つの本体で回して対戦は可能

1つの3DSを全員で回して使って「いつもの桃鉄」をプレイする事は可能になっています。

ですがさすがにそれで複数プレイをするのは大変です。実際にそれぐらいやろうと思ったら何時間もプレイをする事になるので、何時間もみんなで一つの画面を見るのは厳しい。据え置き機なら別ですが…3DSでそれをやるのはちょっとね…。

全員がソフトを持ってたら可能

ですが全員がソフトを持っていたら通信でみんなで桃鉄を楽しむ事が出来ます。

わざわざどれぐらいのものになるのか確かめるためにソフトをもう1本買って試しました(笑)

ソフトを複数買ってプレイする際の注意

ソフトを複数買ってみんなで桃鉄をするのは非常に楽しいです。例えばですが「ちょっとトイレ行ってくるわー」って間も、トイレでもみんなの行動を確認する事は出来ますしね…(笑)

通信は同じフロアなら問題なく使えました。もっと離れたらさすがにヤバそうですが…。

3DSを閉じてる間もバッテリーを使う

ついついやりがちなのですが、ゲームをやっている最中に3DSを閉じてスリープ状態にしますよね?あれをやる際の注意ですが、通信をしているのでその間にもバッテリーをめっちゃ使ってます(笑)

何も考えずに閉じたままにして放置していたら、充電切れて電源落ちてました。

僕はオートセーブをONにしたままプレイしていたので、ちゃんと前月にセーブされていたので問題ありませんでしたが、これでオートセーブを活用していなかったら大変な事になってましたね…(笑)

阿寒のイベントでバグる

たまたまなのかどうかわかりませんが、COMプレイヤーに「楊貴妃(ようきひ)」を選択していると、頻繁に北海道の「阿寒」に行ってカードを取りに行くんですよ。

そこで何故か頻繁にバグってました。カードを選択中に動かなくなってそのままストップするので、再起動しないと何ともならなくなりました…。

これが複数プレイだからなのかはわかっていませんが、本当に3〜4回ぐらい発生したので注意して下さい。これまたちゃんとオートセーブをONにしてなかったら大変な事になってたでしょう…(笑)

これまでと変わったなと思った点まとめ

どれがこれまでの一番新しいゲームだったか把握してませんが、僕が持ってたのは最後は「北海道大移動」だったので、歴史の偉人が出てくるシリーズをやってなかったんですね。

だからちょっと情報が古いかも知れませんが、今回「これ良いな」と思ったのはやはり歴史の偉人シリーズです(笑)

歴史の偉人がめちゃうざい

普通にやってたらどうしても僕がぶっちぎりで1位になってしまうんですが、この歴史の偉人が非常にうざくてですね…。

1年間カードを使えなくしてきたり、独占してる駅の物件を1個パクっていったり、いきなり冬眠させてきたりしてきやがります。

50年経過した状態だと、貧乏神はほとんど「常にキングボンビー」状態なので、そこで冬眠&カード禁止とか食らうと本気で破産します(笑)

その辺りが非常に面白かったですね。逆に自分が偉人を味方につけた状態だと、こっちが敵を眠らせたりする事も出来たので、そこでまた逆転する事も可能になっていました。

ちなみに妻にその辺りの攻撃でモロにやられて腹が立って全力でやり返したのはここだけの話です…我が家ではその程度ではガチ喧嘩にはらないので…(笑)

ハリケーンボンビーがいないのは残念

桃鉄の定石としては「農林物件を買えば破産しても収益が入る」というもので、それをぶっ壊しに来るのがハリケーンボンビーだった(はず)

ハリケーンボンビーは周囲にいる社長さんも巻き込んで物件を無条件にぶっ壊して来る一番怖いボンビーで、キングボンビーを避けてもこいつに食らうと地獄を見ると言うものでした。

だからハリケーンボンビーが発生したら「届かなくてもお前らも巻き添えじゃああ!」と近寄れば一緒に死ねると言うとても面白い存在だったんですけど、今回いません。

キングボンビーがたま〜〜〜〜〜〜にハリケーンしてくれますが、巻き添えを食らう範囲が凄く狭くなっていたので全然使い物になりませんでした。

だからここは非常に残念です。もっと嫌な奴になって欲しかったです(笑)

3人でのプレイも可能

例えば1Pプレイの時に4人もいると待ち時間が多すぎて嫌だったんですが、3人にする事も可能になっていました。

逆に言えば3人でプレイする際に3人プレイにしちゃえば、COMプレイヤーなしでの殺し合いが可能になるわけです。

必ず誰か一人が貧乏神を食らっている状態を常にキープする事が出来るので、喧嘩にならない人間関係を築けている人とのプレイは非常にスリリングかつ楽しいものになりますよね(笑)

これってこれまでもありましたっけ?あんまり記憶になかったので「そんなん出来たっけ?」ってちょっとビックリしましたが、なにせ桃鉄自体が数年ぶりなのであんまり覚えてません…(笑)

3DSで気軽に出来るのは個人的には嬉しい

3DSだとベッドで横になってプレイも可能ですし、お互いにちょっと離れてもプレイが可能なのは個人的には良いなと思った点でした。

ネット対戦をする事は出来ないので、離れた友達や恋人とプレイする事が出来ないのは確かに困った点ではありますが、同じ建物内で離れてのプレイは可能なので、その点は有りかなと、お互いにリラックスした姿勢でプレイが可能になっています。

僕は座りっぱなしも辛いし、寝転んだままでいるのも辛い…というわがままっ子なので、個人的にはこの点が高ポイントでした。

人数分のソフトを買う余裕があれば凄く楽しい

結局こうなるのが辛い所ですが「人数分のソフトが必要になる」って点が最大の弱点になりそうです…一つのソフトがあればみんなで遊べる据え置き機の方が絶対に良いのは事実です。

でも人数分のソフトがあるとすっごく楽しいので…そこは悩みどころかも知れませんね…。

ただ実際に購入した僕からすると「数年ぶりに楽しめる桃鉄面白すぎワロタ」って状態にはなっているので、家族や恋人で遊ぶゲームを探している人には結構オススメだったりしますよ!

ただあまりにもやりすぎて喧嘩をしないようにしましょうね!