「THE ORDER 1886」クリアした感想と評価…綺麗なグラフィックをQTEで無駄に消費するクソゲー

PS4用TPS「THE ORDER 1886」を栗下ので感想について書いておきたいと思います。

いやぁなんか今回もちょっと厳しいゲームだったかなこれ…正直楽しいって思った瞬間ほとんどなかった。

ストーリーがメインのゲーム

このゲームはストーリーがメインのゲームでした。どういう意味かと言うと「話を聞くのがメイン」って感じだったって事。

しかし時代背景が1886年なわけでして、更にイギリスの話なわけでして、騎士団とか言われても円卓の騎士の話とか詳しくない人からすれば「なんのこっちゃ」って感じなわけでして、チンプンカンプンだったんですね。

この話がメインでも俺には理解する土壌がなかった…。

移動が煩わしすぎる

プレイした事がない人のためにわかりやすく言うと、ゲーム的にはバイオハザード(4以降)とかThe Last of Usみたいな感じの視点のゲームなんですけど、移動があるんですがその移動が煩わしすぎる…うっとうしいって事よ。

本当にイベントシーンとかで移動させられる時にその移動の遅さでどれだけイライラした事か…なんでこんなちんたら歩く必要があるのかと、何度思ったか…マジで酷かった…。

QTE豊富なクソゲー

QTE、つまり「Quick Time Event (クイックタイムイベント)」の事なんですが、ムービー中にボタンを押す事でクリアしていくような物を指します。このQTEが多いゲーム=クソゲーってのが俺の中での認識なんですが、まさにそれなんですよこのゲーム。

ムービー中に突然ボタン押す事を強いられて、失敗したらちょっと前のムービーからまた見る必要があるって言う…「それっていらないでしょ…」って突っ込みたくなる恐ろしい要素でございます。

QTEはマジで悪だと思う、QTEを多く採用しているゲームには「QTE採用を採用しております!」と大きくパッケージに書くようにして欲しい、絶対買わないから…いやマジで…。

シングルキャンペーンしか無い上に短い

こういうゲームでシングルキャンペーンしかない場合、相当なボリュームか中身の濃さが求められると思いますが、このゲームは数時間でクリアする事が出来てしまう。更にシナリオに面白みも何もないわけで「なんじゃこりゃ」の一言です。

「The Last of Us」が映画的な内容で、シナリオに完全に魅せられたのとは完全に真逆な出来でした…。

あっと言う間に終わるシングルキャンペーンのみで、しかも内容に濃さもないって言う…うーん厳しい…

グラフィックは綺麗

このゲームから学んだことは「どれだけグラフィックが綺麗でもクソゲーはクソゲー」って事です。

先日プレイして珍しく俺が「クソゲー」とこき下ろしたゲームは、グラフィックが汚い上でクソゲーでしたが、それでも正直このゲームよりはクソゲー度は低いです。

この「THE ORDER 1886」はグラフィックが綺麗なので一見動画を見ると「お、楽しいのかな?」と思わせておいて、実際にプレイするとクソゲーって言う、なかなか難易度が高いクソゲー具合を発揮しています。

繰り返すがグラフィックは本当に綺麗です、無駄に綺麗です。その無駄に綺麗なグラフィックをクソみたいなQTEや面白みのない戦闘で無駄に消費する辺り、かなりロックでした。

オススメ出来ないクソゲー

先日クソゲーをプレイした際には「これ以上のクソゲーはそうそう当たらないだろう」と思ってたのに、今では「あのクソゲーって結構楽しかったんじゃないのか?」と思い返してしまうぐらいのクソゲーでした。

正直楽しいと思った瞬間はほとんどなかった。

戦闘に入るまでが長く、ちんたら歩くだけのクソつまらん移動、見つけても何も意味がないオブジェの数々、意味がわからないストーリー(しかも引き込まれる魅力もない)って言う悲しいゲームでした。

しかもようやく戦闘に入っても面白みのない戦闘で、更に酷い時は主人公の頭が邪魔で照準が見えない…なんてこともありました、いやマジで…TPSってクソじゃん!!って思ってしまいました…。

ってわけで本当に今回のTHE ORDER 1886はマジでクソゲーなので無理に買う必要は無いゲームだと個人的には思いました。もちろん面白いって人も世の中にはいると思いますが、俺は面白くなかったです…楽しみにしてたので残念です…。