「グラビティデイズ2」クリアした感想と評価…前作からの正当進化の神ゲー

グラビティデイズ2をクリアしたので感想を書いていきます。

PS4になり前作の良さを消さないまま、サブミッションが増えたり、やりこみ要素が追加されたりとさらにパワーアップした作品になった印象です。

操作や視点などに慣れは必要ですが、興味のある方は是非プレイして欲しい作品です。

プレイ時間について

私はメインミッションとサブミッションをすべてクリアして60時間程度でした。

やりこみ要素にはあまり手を出してない状況なので採掘場などをプレイすると更に長い時間楽しむことができます。

本編だけだと恐らく20時間程度でアクションゲームでは十分のボリュームですし、長すぎず手軽に楽しめるにはちょうどいいボリュームだと思います。

ストーリー・サイドミッションについて

ストーリーは完全に前作の続きで、前作のあらすじや補足などはないので、前作をやっていないとメインミッションを完全に理解するのは難しいでしょう。

前作の謎は解明される所もありますが、細かい所はわかりにくい所もありましたが、ストーリーの大筋はとても良かったと思います。

それに個人的にはメインミッションよりもサイドミッションでのキトゥンの生活ぶりや街の人達との関わりがメインだと思えるくらいサイドミッションでもキトゥンは生き生きしているので楽しいです。

サイドミッションもほぼ全てにストーリーがあり、後日談も聞くことも出来たりするので、ただのお使いサイドミッションではありません。

キトゥンのドタバタで、すぐに問題に巻き込まれる生活を体験できるので、ダレることなく楽しむことが出来ます。

サイドミッションだけでもかなり楽しめるので、前作をやっていない方も楽しめると思います。

操作感について

基本的な所は前作とは変わっていませんが、今作では「ルーナチューン」「ユピトールチューン」という2つの重力モードが追加されさらにアクションの幅が広がっていきます。

戦闘はカメラを敵の方を向き捉えた敵を□ボタンを押すと攻撃していくという分かりやすい攻撃方法なのでアクションが苦手な方でも空中を飛び回りながら気持ちいい戦闘ができると思います。

ですが、重力の方向がコロコロかわり天地が逆転したりするので慣れるまでは頭が混乱して酔ってしまう方もいると思います。

そういう酔いは頭の混乱から来ることが多く慣れると大丈夫になることもあるので、慣れるまで無理せずゆっくりプレイするようにしましょう。

イマイチなポイントとしては前作からですが、重力キックを外した時や敵を見つける時に毎回わざわざ手動でカメラを動かして敵を見つけて攻撃というのが少し面倒ですね。

素早い敵と戦う際はカメラでとらえるだけでも大変なので、ロックオン機能が付いてくれればさらに戦闘が楽しくなるのになとは思いました。

カメラワークはイマイチ

グラビティデイズは重力の方向を変えることが出来るので、カメラの位置なども重要になっていきますが、ちょっと分かりにくい所があります。

通常の移動などでは全く問題ないんですが、狭い場所で戦ったり、壁際に行くとカメラワークがぐちゃぐちゃになり何も見えなくなったり、どこにいけば良いのか分からなくなあったりする事がありストレスを感じました。

ほぼ唯一の難点と言っていい所なので、アップデートなどで修正出来るものならば是非とも修正して貰いたいです。

グラフィックはとても綺麗

グラフィックはリアルという綺麗さではありませんが、前作同様アニメのようなグラフィックで更に綺麗になっています。

前作のヘキサヴィルはあまり色味がありませんでしたが、今作では前作の雰囲気をしっかり残しつつ更に綺麗になっています。

さらに、今作新しく加わった舞台のジルガ・パラ・ラオは南国のようで、とても明るくカラフルで見て回っているだけで楽しい気分になることが出来ます。

ネヴィの質感などもパワーアップしており、グラフィックについては全く不満はないできになっていると思います。

今作ではカメラ機能が追加されており、空中でもいつでも好きな時に写真を取れるので景色のいい場所などでで写真を撮るのもとても楽しいです。

オープンワールドでどこにでも飛んでいける

前作のヘキサヴィルに加え今作ではジルガ・パラ・ラオという国が追加されているので、前作よりもマップが2倍以上に広くなっています。

空中都市なので足場はそこまで多くありませんが空を飛んでどこへでも飛んでいけるというのはとても気持ちがいいです。

各地にあるマンホールを見つけて使うとファストトラベルもできますが、飛んでいるだけで楽しいので、私は数回程度しかファストトラベルを使いませんでした。

ロードも快適

オープンワールドは最初の読み込みやロード時間が長いことがたまにありますが、今作ではそんなことはありません。

ロードはリトライやファストトラベルの時にあるくらいでそれも特に長く感じるものではないのでとても快適にプレイできます。

やりこみ要素が追加されている

新しいやりこみ要素として、採掘場、トレジャーハンティング、アルバムコレクションなどが追加されています。

採掘場やトレジャーハンティングをするとジェムやタリスマンを入手することができるのでキトゥンを強化することができるのでより深くより長くグラビティデイズを遊ぶことが出来ます。

まとめ

前作からしっかりと進化しており、カメラワークに少し難ありでうが、神ゲーと言ってもいいゲームになっていると思います。

ストーリーをしっかり理解したいという方は前作のPS4版も出ているのでそちらをプレイした後に2をプレイしてもらえると良いと思います。

上でも書いた通りストーリーがなんとなくしか分からなくてもサイドミッションだけでも楽しめますし、ほっこりする事が出来ますし、街を飛んでいるだけでも十分楽しいので、それだけでも十分買いな作品だと思います。

キトゥンの物語の完結と銘打ってありますが、2が出たばかりですが3もキトゥンで作って欲しいなと期待してしまうほどいい作品でしたので気になっている方は是非プレイして欲しいです。