ピックスアークの特徴にはサバイバル要素の他にテイムがあります。
テイムをすることでプレイヤーキャラが行うよりも効率よく作業を行うことが出来たり、より強い敵と戦うことが出来るようになったりします。
なので今回は動物をテイムするやり方やメリットなどについて紹介していきます。
目次
テイムとは
本家アークから続くアークの大きな特徴にはサバイバル要素と動物のテイムがあり、その特徴はピックスアークになっても引き継がれています。
テイムとは動物を手懐ける事で、ペットのように飼ったり、その動物特有の特技を活かしてサバイバル生活の手助けをしてくれるようになります。
テイムをしなくても生活をしていくことは出来ますが、テイムをして動物の力を借りなければ出来ないことも存在するので、色々な動物をテイムして力を借りるようにしましょう。
ただほとんどの場合はテイムするだけでは動物の特徴を出し切ることは出来ないので、サドルという動物に乗るための道具を作って初めて真価を発揮してくれる事がほとんどです。
サドルを作るにはエングラムを取得する必要がありますが、そのエングラムが解放されるレベルは全体的に高めに設定されているのでゲームを初めてすぐにいろんな動物に乗ることが出来るという訳ではありません。
ただテイムをするだけであればプレイヤーのレベル関係なしに行うことが出来るので、動物を見つけたらとりあえずテイムしておいて後でサドルを作るという方法も可能です。
動物をブロック化する事が出来る
本家アークではなかったピックスアークだけの特徴としてはテイムした動物をブロック化して所持品に入れて持ち歩くことが出来るようになっています。
アークでは欲しい動物がいるエリアに出向いてテイムを行っても自分の家に動物を引き連れて変える必要があり、その道中に出会った肉食動物に襲われてせっかくテイムした動物を失ってしまうという事が日常茶飯事でした。
さらにPvPサーバーでやっている場合にもログアウトしている時に動物を倒されてしまう事がありましたが、どちらも動物をブロック化して手持ちのスロットに入れておけば紛失する事はないので、テイムした動物を失うリスクがかなり減っています。
ただしブロック化した場合は動物が持っていたアイテムは全てドロップし、ブロック化した動物の重さは36と重く、さらにサドルも装備させていた場合はサドル重量20も加算されるので、重量には気をつけておくようにしましょう。
テイムをするメリット
アークシリーズの特徴の1つであるテイムは、動物によっては簡単ではないですが、それでもテイムするだけの大きなメリットが存在するので、代表的な特技を持っているのかを紹介していきます。
肉を集めやすくなる
まず恐らく最も多くの動物達が持っている特技が肉集めで、これはプレイヤーが自分で敵を倒して赤いブロックをオノで叩いて入手できる肉よりも、肉集めの特技を持った動物で倒すとより多くの肉を入手することが出来ます。
なので公式サーバーで行っていたり、お腹の減り具合の設定を厳し目に行っている場合には食料の確保が重要になってくるので、この特技を持った動物で敵を倒して肉を集めれば短時間で簡単に食料を確保できるので重宝します。
種を集める事が出きるようになる
食料に関しては直接入手するわけではありませんが、「種集め」という特技を持っている動物も存在し、これらの動物はサドルに乗って花咲いている草などを攻撃すると種を集めることが出来る特徴を持っています。
ベリー系の種であればプレイヤー自身でも金属のカマを作ることができれば入手することは出来ますが、じゃがいもや小麦といった食料になる種に関しては種集めの特技を持った動物を使って探さないと入手することは出来ません。
なので畑を作って肉以外での食料を確保したいと考えている場合は種集めの特技を持った動物のテイムが必須となります。
移動が便利になる
3つ目に恐らく最も利用することになるであろう特技は移動です。
プレイヤーキャラのみだと移動は徒歩しか行うことが出来ませんが、移動を得意としている動物をテイムすると移動が非常に楽になります。
まずはプテラノドンなどを筆頭に空を飛ぶことが出来る動物で、ゲームを進めて遠くのバイオームまで移動する時に必須となる移動方法です。
空を飛ぶことができれば周囲を危険なバイオームに囲まれているエリアで始めた場合でもそこを飛ばして他のバイオームへ行くことが出来るようになりますし、空を飛んでいる敵は少なめなので比較的安全に移動することが可能になります。
ただ空を飛べるからと言ってダッシュ飛行をし続けて体力が無くなってしまうと危険なバイオームであろうと海上であろうと動物は着陸しようと降下していきます。
場所が悪いと乗ってきた動物が倒されたり、自分が倒されてしまうことがあるので、体力には気を使いながらある程度疲れたら安全な所で休みながら移動するようにしましょう。
2つ目の移動方法は水中移動で、アークでは水中に住んでいる魚や動物もテイムすることが可能です。
普通に水の中に入ってしまうと移動は遅くなってしまうので、その周辺に攻撃的な水中生物がいた場合には逃げることは難しいので、真正面から戦うしか無くなってしまいます。
ですが水中生物をテイムして乗ることが出来る状態であれば普通に泳ぐよりも遥かに早い速度で水中を移動することが出来るので、攻撃してくる生き物を振り切って逃げることも可能になります。
ただ水中生物に乗ったとしても息をしないといけないので、定期的に水面に下を出して酸素補給は忘れないようにしましょう。
ピックスアークには水中にもバイオームが設定されているので、そのバイオームを攻略するためにも必要になる特技です。
最後は地上を走りますが、普通に走るよりも格段に早く移動することが出来る4足歩行の動物たちで、これらの動物をテイムして移動すると単純に素早く移動することが出来るようになります。
空を飛んだり水中を素早く移動することは出来ませんが、何かを採取しながらや、特定の敵を探しながら移動する時は空を飛ぶよりも小回りが聞きますし、すぐに倒すことが出来るので、そのような面では4足歩行の動物のほうが有利となっています。
このように一言で移動が得意な動物といっても様々あるのでそれぞれの特徴をもった動物をテイムしておくとより便利に生活することが出来るようになります。
荷物持ちとして使える
プレイヤーは所持重量の70%~80%位になると重量過多になり走ったりジャンプすることができなくなるので、持てる量がかなり限られてしまうことになります。
ですが動物のほとんどはプレイヤーよりもはるかに多くの重量を持つことが出来るようになっていて、プレイヤーの持てなくなったアイテムを持ってもらう事ができます。
ただ注意する点としてはサドルを付けて乗ろうとした場合はプレイヤー自身の重さが全て動物側に乗っかるので、動物側の持てる容量が大きめでも乗ってしまうと多くのものを持てる余裕はなくなってしまう可能性があります。
なので純粋に荷物を多く持たせたい時は動物に乗らずに追跡させるようにし、道具をもたせながら乗りたい場合は自分の重量と動物の持てる重量を気にするようにしましょう。
強い動物を仲間にできる
動物にはそれぞれ強さの設定があり、より強い設定になっている動物はテイムするのは難しいですが、仲間にすることができればその強さを自分たちの為に使ってくれるようになります。
その動物に乗って攻撃することも出来ますし、自分は降りて敵を一緒に攻撃することも可能になっているので、テイムした動物がいるといないとでは大きな違いが出てきます。
さらにテイムした動物もレベルアップするとステータスを割り振ることが出来るので、自分好みのステータスに育てていくことが出来ます。
ただしその動物毎に伸びやすい能力は決まっているので、弱点部分を大きく成長させるということは出来ませんが、ある程度カバーさせることは出来るので、弱点を克服させるか、特徴を更に伸ばすかなど成長させる楽しみがあります。
その他のメリット
上で紹介してきたようなメリットの他にも様々な特技を持っている動物が存在していて、例えば初期エリアで見ることが出来るフィオミアの特技は糞を大量に作ることが出来る事です。
こんなのなんの役に立つんだと思ってしまいますが、農業を行う時に糞は肥料として使うことができるので、意外と重宝する特技です。
またこちらも初期エリアにいるトードーは戦うことも走ることも出来ませんが、飼っているとタマゴを産むのでそれを取って料理に使うことができます。
このように一見なんの特技も持っていなさそうな動物でも意外な特技を持っているものなので様々な動物をテイムして特技を確認してみるようにするのも楽しいかもしれません。
特技の確認方法
動物ごとの特技を知りたい時はメニュー画面にある「ハンドブック」の中にある一覧の中から目的の動物を選んで詳しい情報を知ることが出来ます。
ただしハンドブックに登録するにはその動物をテイムするか倒す、又は素手の状態でL2ボタンを押すとできるスキャンを行った動物に限られます。
また肉集めや種集めなどの特技は確認することは出来ますが、フィオミアの特技や移動方法などについてなどは詳しく書かれていないので、ある程度の情報しか入手することができません。
テイムのやり方
ではそのようなメリットのあるテイムはどのようにやるのかというと、大きく分けて「えづけけテイム」と「気絶テイム」の2種類があります。
どの動物がどのテイム方法なのかも先ほど紹介したハンドブックの中に書かれていて、メジョベリーなどが書かれている場合はえづけテイム、肉などが書かれている場合は気絶テイムをする必要があるので、そこで判断してみて下さい。
えづけテイム
えづけテイムとは草食獣に対して行うことが出来る事が多いテイム方法で、メジョベリーを一定数与えることでテイムすることが出来るようになります。
テイムのやり方は簡単でテイムしたい動物の側に行くと「メジョベリーを与えてテイムする」という文字が出てくるのでそこで△ボタンを押すだけでメジョベリーを与えることが出来ます。
ただこの時に手持ちスロットの一番右側にメジョベリーをセットしておかないとこの文字がでないので、スロットの一番右にはできるだけメジョベリーを入れておくようにしましょう。
メジョベリーを上げるとテイムゲージが上昇しますが、1度メジョベリーをあげると連続であげることはできず、対象の動物がお腹が減るまで一定時間をおいてからまた近づいて与えるようにしてください。
メジョベリーが必要な数は動物によって変わってくるので、できるだけ多くのメジョベリーを用意してからテイムをするようにすると良いでしょう。
気絶テイム
気絶テイムは肉食であったり攻撃的な動物をテイムする時に行うテイム方法で、簡単にいうと1度気絶させ、その間にテイムをおこなうという方法です。
気絶させる方法は木の棒を使ったり、ねむりの矢を使ったりといくつかの方法がありますが、詳しくは後で紹介していきます。
気絶テイムはほとんどの敵の場合近づくと攻撃してくる敵ばかりなので、そこで通常の武器で反撃してしまうと倒してしまって、テイムすることは出来ませんが、対応した方法で気絶させることが出来るとテイムチャンスとなます。
テイムの方法は簡単で、気絶して倒れている動物に近寄るとインベントリを開くことが出来るようになるので、動物のインベントリの中に生肉をできるだけ多くいれておきます。
そうすると時間経過と共に勝手にその肉を食べ、食べる毎にテイムゲージが上がっていくことになるので、ゲージを一杯にするとテイム完了となります。
ただ時間経過と共に気絶ゲージも減っていくことになり、このゲージがなくなると目を覚ましてしまうので、その時は気絶している動物に対してもう一発ねむりの矢を撃ったり、眠くなる果物「ナルコベリー」を与えることで気絶ゲージを増やすことが出来ます。
1回の気絶ゲージでテイムできなさそうな場合はこのような対処を行って気絶ゲージの管理を行うようにして下さい。
えづけテイムと違って動物は無防備な状態になっているので、他の肉食獣に襲われるとひとたまりもないので、気絶している動物の周りをブロックで囲ったり、複数人で近寄ってくる動物を倒すなどテイムが終わるまで守ってあげるようにして下さい。
強さによって気絶させる方法が違う
動物には種類によって強さが設定されていて、動物をスキャンした時やハンドブックで確認した時にある狼のようなアイコンが強さを表しています。
強さは1~9まで用意されていていて、この強さがいくつかによってテイムの時に必要になる道具が変わってきます。
強さ3までは弓とねむりの矢でテイムすることが出来ますが、4からはボウガンが必要になり、6からはライフルが必要になったり、魔法生物にはまた特別な弓を使わないといけないなど動物の強さや種類によって気絶させるための道具を使い分けていく必要があります。
この必要な道具もハンドブックで書くにすることが出来るので、分からなかった場合には確認して見るようにして下さい。
魔法生物のテイム方法
ピックスアークには全作のアークには存在しなかったケンタウロスやユニコーンなどの想像上の生物が存在していて、他の動物同様にほとんどの魔法生物をテイムすることが出来るようになっています。
ただし気絶テイムで仲間にしようとした場合には、他の動物のようにねむりの矢で気絶ではなく、「魔法のねむりの矢」という特別な矢が必要になります。
魔法のねむりの矢はレベル30で覚えることが出来、魔法生物以外の動物には効果はありませんが、魔法生物を気絶テイムするにはこの矢が必要になります。
必要な素材も魔法の森で入手できる素材と魔法石が必要なので通常のねむりの矢よりも作成する難易度は高めになっています。
魔法生物の危険度は最低でも5はあるので弓矢では気絶させることが出来ないので、ボウガンを作成しておく必要があるので、魔法生物のテイムを行う時はボウガンと魔法のねむりの矢を用意してから挑戦するようにしましょう。
テイム時間の違い
レア度の高い動物であったり、レベルの高い動物になると他の動物たちとはテイムに必要な時間が全く違い、レベルが高ければ高いほど長い時間が必要になります。
なので特に公式サーバーなどでレアな動物たちをテイムする時にアークの場合は数時間かかることも珍しくなかったので、ピックスアークでもある程度の時間がかかる事が予想されるので時間に余裕を持ってから行うようにしましょう。
まとめ
以上がテイムのやり方やメリットなどについての紹介でした。
動物のテイムはアークの醍醐味のような所もあり、それがピックスアークではさらにやりやすくなっているので、全作よりも気軽にテイムをする事ができるようになっているのはありがたいです。
やはり空を飛べるようになってからが探索の本番という所もあるので、できるだけ早くプテラノドンなどをテイムして様々なバイオームに行けるようになるとよりピックスアークを楽しむことが出来るようになります。
他にも色々なテイムをすることで出来ることが広がっていくので、様々な動物をテイムして楽しむようにしましょう。