FE風花雪月には技能毎にレベル(ランク)があり、レベルが上っていくにつれてより強くなっていきますが、それとはまた別に指揮レベルというものが存在します。
指揮レベルは戦闘の際にも影響を及ぼす要素もありますが、主に修道院内での行動に大きな影響を与えるようになっているので、この指揮レベルが高いか低いかで育成などにも違いが出てくることになります。
そんな指揮レベルの上げ方や上げることによるメリットなどについて紹介していきます。
指揮レベルを上げるメリット
指揮レベルを上げることで受けることが出来るメリットや行動の変化などについて紹介していきます。
修道院内での行動回数増加
指揮レベルを上げることで受けることが出来る最も大きなメリットの1つが修道院内での行動回数の増加です。
修道院内を散策したりキャラに話しかけるだけであれば行動力を消費することはありませんが、食堂で「食事に誘う」などなどの行動を行うには行動力を消費する事になります。
行動力が増えればこれらの行動をより多くこおなうことが出来るようになり、行動力を消費して行うことが出来る行動にはやる気アップや能力アップなどの効果があります。
例えば「食事を誘う」を行うと誘った2人のキャラのやる気がアップし、教師などから受けることが出来る「教員研修」であれば主人公の特定の技能を上昇させることが可能となっています。
やる気は週の始めにある授業で個別授業を行う時に非常に重要になり、やる気が低いと指導することが出来る回数が減り、その分キャラの技能を伸ばし難くなるので、成長に直結する要素です。
なので行動力が上昇すると修道院内でやる気をアップさせやすくなったり、教員研修で主人公の能力を延ばすことが出来るようになるので、指導レベルが上がる=育成がしやすくなるという事になります。
ストーリーの後半になって指導レベルがA以上になると修道院内での行動回数が8回程度となるので、やりたい事をやっても余るくらいになりますし、2周目を行う場合は名声を使用して序盤から一気に指導レベルを上げることも可能となっているので、1週目より育成が捗ることになるはずです。
副官を使えるように
序盤では使うことが出来ませんが、指揮レベルCになると「副官」要素が解放されることになります。
副官とは人数の関係で出撃できなかったキャラの中から1人選んで出撃するキャラに付いて出撃する事が出きるようになる要素です。
副官として出撃したキャラは直接攻撃するわけではありませんが、確率でキャラのタイプ毎の行動(追加攻撃や回復など)をを行ってくれるようになっているので、いざという時に助けてくれる事になるかもしれません。
出撃キャラと副官の支援レベルが低いとほとんどと言っていいほどサポートを期待することは出来ず、支援レベルが高いキャラ同士の方がサポートが発生する確率が高くなっているので、副官として付けるのは支援レベルが高いキャラ同士にしたほうが最大限副官要素を活かすことができます。
ちらに指揮レベルがBになると副官が2人になり、Aになると3人の副官を連れて行くことが出来るようになりますが、副官は1キャラにつき1人までなので3人のキャラに副官を付けることが出来るようになります。
副官として付いているキャラが戦闘を行うと、同じように副官にも経験値が入るようになっているので、レベルの低いキャラや技能が低いキャラをレベル上げ目的で連れて行くのも効果的です。
フリー戦闘での行動回数増加
ストーリーとは直接関係無い基本的にはレベル上げを行うためのフリー戦闘ですが、難易度ノーマルの場合は必ず行動力を消費しない戦闘が用意されていて、心ゆくまでレベル上げを行うことが出来るようになっています。
ですが難易度ノーマルの場合は行動力を消費しない戦闘は存在せず、全ての戦闘で行動力を消費する事になるので、戦闘回数は有限となっています。
とくに序盤はフリー戦闘での行動回数は1回のみなので、1回のフリー戦闘では1回の戦闘しか行うことが出来なくなっているので、キャラをバランスよくレベル上げるように気にしながら戦闘を行う必要があります。
ただこれも指揮レベルを上げることで回数を増やすことが出来、指揮レベルをC+にするとフリー戦闘での行動回数を2にする事ができます。
そうなるとハードモードでも1回のフリー戦闘で2回の戦闘ができるようになるので、レベル上げが行いやすくなりますし、ノーマルモードでもクエストや外伝のような行動力を消費する戦闘を行いやすくなるので、効率よく達成していくことが可能になります。
指導レベルも2周目で最初から上げることが出来るので、早めにC+以上にしておけばハードモードにチャレンジする場合でも少し難易度をゆるくしながらプレイすることが出来るようになります。
毎月の支給額の増加
毎節の始めには給料という形なのかまとまったお金を入手することが出来、この金額は指導レベルに応じて高くなっていきます。
貰える金額は指導レベルBでも毎節5000G位のものなのでそれ程多くはなく、その中から生徒の武器や回復アイテム、騎士団の戦力補充、武器の修理などの金額を出さなければいけないので支給額だけでは少し厳しい所もあります。
なので戦闘に勝利してお金を稼いだり、金塊を売るなどしてお金を調達する必要がありますが、強い武器になると金額も高くなるので高価な武器は買い直さずに修理するなどして節約していくと良いでしょう。
ただ支給額は大した事はないにしろ増えるに越した事はないので、お金が多く欲しい場合にも指揮レベルを上げると少しですが解消することが出来ます。
指揮レベルの上げ方
指揮レベルは様々な行動を行うことで上げることは出来ますが、実はほとんどのもので経験値が少なめなので、地道にあげていくしか方法はありません。
また指揮レベルを上げる事ができるのは修道院内の行動や学校行事だけなので、戦闘で指揮レベルを上げることは出来ません。
ではどのような行動で経験値を得られるかというと、基本的には修道院内での行動力を消費する行動のほとんどで獲得することが出来るようになっていて、具体的には以下のような行動です。
- 食事に誘う
- 一緒に料理をする
- 合唱
- 武術大会
- 温室
- 釣り
- 修道院内にある知識を調べる
このような行動となっていて、食事に誘うから武術大会までは行動力を消費することになりますが、「食事に誘う」は生徒との支援値を上げることもできますし、やる気のアップにもつながるので経験値目的以外でも効果的な行動なので、頻繁に利用することになると思います。
「合唱」も選んだ2人と主人公の「信仰」が上昇する上に指揮レベルの経験値も獲得することができ、武術大会も優勝できればアイテムも獲得できるので経験値だけでなくその他にもおいしい要素が付随しているものばかりです。
さらに温室や釣りは行動力を消費しないので、散策を行ったら必ず行うようにし、修道院内にある知識も各地を回って青い光が落ちていないか探しながら散策してみるようにすると言いでしょう。
ただ最初にも触れたように経験値自体はそれほど大きいものではないので、これらの行動を積み重ねて行く必要があります。
修道院内の散策で経験値を獲得できる行動は以上ですが、それ以外にもう1つ経験値を獲得することが出来る行動があり、これが最も大きな経験値を獲得することが出来ます。
それは週初めにある授業の後に発生することがある生徒からの質問で、3択の中から正解を選ぶことができればそれだけで大量の指揮レベルの経験値を獲得することが出来ます。
正解は生徒の性格を考えて選ぶと当てやすいですが、間違ってしまうと大きな経験値を逃してしまうことになるので、週末にセーブしておいて不正解になったら1度リロードしてやり直したくなる位です。
実際にこの方法は有効で、質問に正解できるかどうかで指揮レベルの上がり方は全く違うものになるので、リロードに抵抗が無い方は試してみても良いかもしれません。
まとめ
以上が指揮レベルの上げ方とメリットについての紹介でした。
紹介してきたように指揮レベルはキャラレベルとは違って戦闘で活躍すればガンガンあげていく事が出きる訳ではないので、毎節の積み重ねが重要になる要素となっています。
ただ指揮レベルを上げることができれば、生徒のやる気を上げやすくなってその後の授業で能力を上げやすくなり、その余った行動力で教員研修や、ストーリーを進めると高度教練となって様々なキャラから指導を受けて主人公の能力も上げやすくなるという好循環を産むことが出来るようになっています。
逆に指揮レベルが低いままだと能力もレベルも上げにくくなるので、戦闘での難易度も上がることになるので、指揮レベルを上げることはFE風花雪月をクリアする為に非常に重要な要素と言えます。
なので慣れてくると散策が少し面倒になりがちですが、積み重ねが指揮レベルにつながってくるので、しっかりと修道院内の行動を行って経験値を獲得していくようにいましょう。