DEAD CELLSはMotion Twinが開発し、PlayStation4、XboxOne、Switch、STEAMなどでプレイすることができるローグライクゲームで2018年8月7日にダウンロード専用ソフトとして通常価格2480円で販売開始されました。
Dead Cellsはいわゆる死にゲーで難易度は高くなっていますが、かといって理不尽な程ではなく頑張れば何とかクリアできそうと頑張れるちょうどいい難易度になっています。
また死んでしまうと全てが完全に無駄になってしまうという訳ではなく、少しづつ頑張っていれば徐々に開始時の状態が有利になるなどのシステムになっています。
そんなDEAD CELLSがどんなゲームなのかや、序盤をプレイしてみた感想などについて紹介していきます。
目次
DEAD CELLS(デッドセルズ)とはどんなゲーム
DEAD CELLSはドット絵の2D横スクロールアクションで、キャラクターを軽快に動かすことができ、気持ちよく戦うことができますが、特徴はそれだけではなくいわゆる「ローグライク」ゲームとなっています。
DEAD CELLSもそんなローグライクゲームなのでダンジョンの中で獲得した武器や設計図などは敵にやられてしまうと全て失ってしまいます。
敵は比較的簡単に倒すことが出来ますが、敵の攻撃力は高いので油断しているとこちらもすぐにやられてしまうので、今持っているものを失うという緊張感との戦いになります。
ですが冒頭でも紹介したようにやられても全てがリセットされて全て1からというわけではないので、少しずつ頑張れば戦力的にも整ってきますし、ゲームにも慣れていくのでクリアしていくことができるはずです。
システムや特徴について
DEAD CELLSのシステム面や特徴に関する情報の紹介をしていきます。
敵は倒しやすいが攻撃力は高め
ダンジョン内に出てくる敵は基本的にそれほど体力も高くないですし、攻撃するタイミングも「!」マークがでるので避けやすくはなっています。
ですが場合によっては何体も同時に相手にしない時もあるのでその様な時は、敵の攻撃力は高めなので注意が必要です。
1体では大したことない敵であってもまとまってこられると回避のタイミングなどは難しいので緊張感を持って戦わないとあっという間にやられてしまうことになります。
なので敵の動きをしっかりと覚えて攻撃も欲張りすぎずにまずは攻撃を受けないことを第一に考えながら戦っていきましょう。
戦闘について
DEAD CELLは2D横スクロールアクションなので移動は上下左右のみの単純なマップとなっています。
戦闘は敵との間合いをはかりながら一発を大切に戦うという感じではなく、すばやく動きながら攻撃を回避しつつ攻撃を与えるというアクション性が非常に高い戦闘になっています。
武器は剣や斧、弓や魔法など様々な種類が用意されていて、その中から2つメインウェポンを選んで戦っていくことが出来ます。
この2つのメインウェポンはいつでも切替可能で、ダンジョン内でより良い武器を見つけた場合種類が違うものであっても交換することができます。
メインウェポンの他にもサブウェポンを2つ持つことが出来、サブウェポンには敵の足止めをしたり、凍らせて動けなくするなどのサポート効果があるものが多く、上手く使うことでより戦闘を有利に進めることができるようになります。
このサブウェポンは一度使うとクールダウンタイムが必要になりますが、消費されないので時間が経過すれば何度も使うことが出来ますし、メインウェポン同様に持ち替え可能なのでとても便利です。
武器関連はメインウェポン2つ、サブウェポン2つだけで、使用するのもボタン一つで行えるのでシンプルで分かりやすくなっていますが、シンプルなだけに重要なのはプレイヤーの腕前という事になります。
やられたら初期位置から
DEAD CELLSは先程も紹介したようにいわゆる死にゲーなので、クリアするまでに数え切れないくらいの回数やられてしまうかもしれません。
敵にやられる度に行き帰りはしますが、リスポーン地点は初めてゲームを開始した最初の位置まで戻されてしまうことになります。
DEAD CELLSではダンジョンの仕組みは全て繋がっているようなので、1つのダンジョンをクリアしてやられたら次のダンジョンの最初からではなく、完全に初期位置からの開始になるので、やられたダンジョンにリベンジしたい場合は、もう一度最初からその地点まで行かなければいけません。
とても面倒に感じてしまうかもしれませんが、そこに向かう道中に敵が武器や設計図をドロップしたり、店で装備を購入できたりと飽きないようになっていますが、敵を無視してどんどんと進めることも出来ます。
ですがそれをしてしまうと道中にある強化アイテムを取れない場合があるので後々厳しくなる可能性もあります。
セルと設計図を集めて有利な状態にする事ができる
やられてしまうと持っていた武器やお金、セルなどは失ってしまいますが、すべての状態がリセットされる訳ではなく、状態が維持されたまま引き継がれるものがあります。
それが「セル」と「設計図」です。
セルは敵を倒すと入手することができるアイテムで、これをやられずにダンジョンとダンジョンの間にいる「収集者」に渡すと様々なアビリティを開放していくことが出来ます。
例えば「回復薬の使用回数増加」であったり、「初期武器が使用可能な武器の中からランダムになる」などがあり、これらをセルを使って開放していくことが出来ます。
渡す前にやられてしまうと全て無くしてしまいますが、1つのダンジョンは基本的にそれほど長くはないので、ある程度貯まったら敵とあまり戦わずに進むことを第一に考えて進むと良いでしょう。
これを少しずつ開放していくとより有利な状況で始めることができるようになります。
設計図はダンジョンの中や敵を倒すと落としてくれますが、セルと同様にこれを収集者に持っていくと渡すことが出来、これもやられたとしても状態は維持することが出来ます。
設計図もアビリティと同様にセルを割り振ることで開放することができ、初期武器をランダムにすることができるアビリティを取ると強い武器を持った状態で始めることができるようになります。
なので多くのセルや設計図を見つけた場合には敵となるべく戦わず先に進むというのも重要になります。
武器と体力を強化しながら進むことができる
ダンジョン内や敵を倒すと巻物のような「スクロール」を落とし、それを拾うと「赤・紫・緑」と選ぶことができ、対応した武器の攻撃力と体力を上昇させることが出来ます。
よく使う武器の攻撃力をあげることが出来れば単純に早く敵を倒すことができるようになりますし、体力も数%程度ではなく多い場合は60%程度のHP上昇も期待できるので、一つ見つけるだけで大きな戦力アップとなります。
そんな強力なスクロールですが、見つけるのが難しいほどレアかと言うとそうではなく、ランダムなので確実にとは言えませんが、多い場合は1つのダンジョンに2~3個ほど見つける事も可能です。
なのでより有利にゲームを勧めたい場合はダンジョン内をしっかり探索してスクロールを探しながら勧めてみると良いでしょう。
序盤をプレイしてみた感想
DEAD CELLの序盤をプレイしてみましたが、死にゲーらしくかなりの回数やられて同じ回数だけ最初の位置に戻されています。
難易度は高いですし、油断していると簡単に倒されるので、何度もやられると心が折れてしまいそうな気がしますが、不思議と次もプレイしたいと思える魅力を持っています。
その理由はほぼ待ち時間のないロード時間と快適な操作性も関係していると思います。
やられてもロードは短いのですぐに開始することができ、ストレスなくテンポよく再開できるので、何度も次こそはとプレイしたくなります。
操作性も軽快で、すばやく攻撃したり、回避・ジャンプなどをしたりできますがそれでも操作は比較的単純で変な所に動いてしまうなどの操作の不満点などは感じていません。
上手く動かせるので操作していても楽しいですし、最初はその辺りにいる敵でもやられてたのが回数をこなす毎に敵の攻撃のタイミングなどが分かるようになります。
苦戦していたダンジョンも難なくクリアできるようになると上達しているという実感を得ることができるのでそういう面でも楽しさを感じることが出来ます。
同じ死にゲーとして有名なダークソウルやデモンズソウル、と同じ様な特徴もありこれらのゲームに心を折られずに楽しめた方は同様にDEAD CELLも楽しむことができると思います。
値段もダウンロード専用ソフトですが、2500円程度と比較的安く購入することができるので、やりごたえのあるアクションをやりたい場合はDEAD CELLをプレイしてみてはいかがでしょうか。