Graveyard Keeper攻略…執筆のやり方や高品質の本の作り方、青ポイントの稼ぎ方などまとめ

今回は自分で本などを作ることが出来る「執筆」について紹介していきます。

Graveyard Keeperでは農業や墓場、教会管理といったことが出来ますが、その中でもあまり優先度が高くないのが執筆です。

執筆は必ずやらないと行けないという要素ではありませんが、やっておくと様々な点で便利になるので、ある程度墓守として余裕が出てきたら執筆を行ってみましょう。

執筆とは

執筆とは文字通り主人公が本を作る技術のことで、教会を開放すると使えるようになる境界地下で机などを使って作成することが出来ます。

メモから始まり、原稿の一部、ソフトカバー、ハードカバーなど様々な種類のものが存在しますが、農業のように作った作物が、料理や錬金術、木箱に詰めて売ったりと多くの場面で活用されるわけではなく、派生として作れるものと言ったら教会の説教で使う「祈り」位のものです。

なので必然的に優先度は低くなってしまいがちですが、金策になったり青ポイントを稼ぐことが出来たりと、メリットも多く存在します。

本の作成方法

執筆の最終目標は本を作ることで、それまでの手順は他の物よりも多いので少し手間がかかりますが、そこまでの手順でポイントを稼ぐことなども出来ます。

本を作る手順はメモ→原稿の一部→本となっていますが、必要素材や作成する手順やその際の注意点などについて紹介していきます。

紙を用意する

本を作成する最初のステップとしては元となる紙を用意する必要があります。

序盤での紙の作成方法は死体から皮膚を取るか、コウモリの羽根を使って作成するしかないので、それほど多くは入手することは出来ません。

皮膚×1から豚革紙×4にし、豚革紙×1を白紙×4にするか、コウモリの羽根×5を白紙×4にすることが出来るので、皮膚1つから16枚の白紙を作ることが出来る事になります。

このようにあまり頻繁にコウモリと戦うわけでもありませんし、皮膚も取ってしまうと精神属性が下がってしまうので、毎回取るわけにも生きません。

ですが、中盤以降になると執筆のテクノロジーで「紙のプレス機」という装置を作れるようになり、一気に30枚の紙を作成することが出来るようになります。

しかも必要な素材は水と小麦粉で作ることが出来るので、皮膚もコウモリの羽根も不要で白紙を作ることになります。

なので本格的に執筆を行うのは紙のプレス機を作れるようになってからいいかもしれません。

インクを用意する

白紙を用意できたらそれに文字を書くためのインクとペンを用意する必要があります。

本を作るためには必須のインクとペンですが、自分で作成するには錬金術を使って素材を作成しないといけない為、序盤ではハードルが高くなっています。

なので序盤で執筆を行いたい場合は三日月の日に灯台にいる占星術師がインクとペンを売っていて、銀2枚銅50枚と序盤ではかなり高価なものになってしまいますが、使い捨てではなく耐久力がなくなるまで使えるので、1つ買っておくと良いでしょう。

錬金術が出来るようになったら、自分で作成するほうが安くインクとペンを用意することが出来ます。

まずテクノロジーの火葬を覚え、死体を火葬にすることで入手できる「灰」と井戸から汲み上げられるバケツの水を使うと入手できる「水」を錬金作業台で使うと「黒色のペンキ」を作成することが出来ます。

その後錬金作業台で「フラスコ」「水」「黒色のペンキ」を使うと「インク」が作成でき、インクと村の東にある鳥のいる家の玄関前で購入可能な「羽根×3」を合わせることでペンとインクを作成できます。

火葬を行っていればそれほど難しい素材ではないので、準備が整ったら占星術師からの購入をやめて自分で作っていくようにしましょう。

物語を用意する

物語とはミスチャームのクエストを進めていると覚えられるパーク「記者」を獲得すると各キャラクターのイベントなどを行っていると獲得することが出来るようになります。

物語のグレードは金銀銅とあり金が最も質の高いものになりますが、なかなか入手することは出来ません。

銅星レベルの物語であればキャラのクエストだけでなく、野菜を研究したときなどでも獲得することが出来るので、比較的多く集めることが出来ます。

ですがイベントや研究できる野菜の数にも限りがあるので、その方法でずっと入手していくというわけにもいきません。

ヴァグナーから貰う

意図的に物語を入手する方法としては、まずは酒場のデッドホース亭にいる詩人ヴァグナーのクエストを進めると銀星レベルのワインを1本渡すと銀星レベルの物語を1つ貰うことが出来ます。

ワインは作ると1回で20本入手できるので、1本で1つというのは悪くはありませんが、これが出来るのはヴァグナーの好感度が50になるまでで、個数で言うと6個程度しか入手できないでしょう。

銀星レベルの物語が入手できるのは有り難いですが、6個じゃそれほど多くの本を作れるわけではありません。

自分で作成する

もう1つの方法としては自分で物語を作成するという方法があります。

自分で物語を作るには執筆テクノロジーで「物語」を覚えた後に教会地下の机で作成できますが、最初の状態では銅星レベルの物語しか書くことが出来ません。

さらに必要な素材の中に教会の説教で獲得できる「信仰」が10個も必要なので、説教で多くの信仰を獲得できるようにしておかないとたくさんの数を作ることは難しいでしょう。

自分で作る物語のグレードを上げたい場合は、執筆テクノロジーの「書き物のコツ」と「劇作家」を覚えることで物語の出来栄えにボーナスが加わり、銀星レベルの物語を作成することが出来るようになります。

メモを作成する

メモは「白紙」「物語」「インクとペン」を机で使用することで作成でき、グレードの高い物語を使用すると、作成できるメモのグレードも高くなる可能性があります。

作成時に出てくるゲージは銀星のところで70%となっていたとしたら銀星レベルになる確率が70%ということなので、確実に銀星にしたい場合は100%にする必要があります。

次の原稿の一部を作成するにはメモが3つ必要になるので、できるだけ同一のグレードで揃えたメモ3つを作成しましょう。

ただし金星レベルの物語を使ってメモを作成したとしても金星レベルのメモになる確率は30%程度しかないので、確実に使った物語と同じグレードの結果にしたい場合はテクノロジー「書き物のコツ」と「劇作家」は必須となります。

原稿の一部を作成する

メモ3つが準備できたらそれを使って原稿の一部を作成します。

原稿の一部のグレードはメモのグレードで決まってしまうので、できるだけ同じグレードのメモを用意したほうがより良い原稿の一部を作成することが出来ます。

原稿の一部もメモと同様に金星レベルのメモを3つ使ったとしても金星レベルの原稿の一部になる確率は20%程度しかないので、こちらも使ったメモと同じグレードに確実にしたい場合は「書き物のコツ」と「劇作家」は必須です。

カバーを作成する

本を完成させるに外側のカバーを作成する必要があり、カバーにはソフトカバーとハードカバーがあり、ハードカバーの方がグレードの高い本なので作るならハードカバーを作りましょう。

まずハードカバーを作るにはソフトカバーをつくる必要があり、ソフトカバーは豚革紙×2で作成することが出来ます。

ソフトカバーからハードカバーにするには更に素材が必要になり、「なめし液」と「信仰」が1つずつ必要になりますが、なめし液の作成方法や入手方法については後ほど紹介します。

銅星レベルのハードカバーが出来たら、それを使って「鋼鉄製の部品×2」「信仰×2」を使って銀星レベルのハードカバーを作ることが出来ます。

さらに銀星レベルのハードカバーと「金装飾のディテール」を使うことで金星レベルのハードカバーにすることが出来ますが、これは難易度が高いので、出来るのは終盤あたりになるでしょう。

なのでまずはハードカバーの銀星レベルを作ることを目標にしてください。

なめし液の入手方法

なめし液はソフトカバーをハードカバーにするために必要な素材ですが、自分で作る場合は錬金作業台Ⅱで、「遅さの粉」「死の溶液」「平静のエキス」を組み合わせることで作成することが出来ます。

遅さの粉はホップを錬金ミルで、平静のエキスはグリーンゼリーや白い花を蒸留キューブで使えば作成できますが、死の溶液は簡単には入手することが出来ません。

死の溶液審問官のクエストを進めると覚えることが出来るようになるテクノロジー「闇に満ちた死体」を覚えることで稀に獲得できる「闇の脳」が必要になります。

なかなか入手することは難しいので、死の溶液は沼にいる魔女のクロソから購入することが出来るので、そこから購入した方が簡単に入手することができるのでおすすめです。

また錬金術が面倒だったりまだ錬金術作業台Ⅱを作れない場合は、クロソもステージ2で銀3枚銅50枚と高価ですが、なめし液を販売しているのでそこから購入するという手もあります。

ちなみになめし液は使い切りではなく1つもっていれば耐久力がなくなるまで何度も使うことが出来るので、何個も購入しなくても大丈夫です。

本を完成させる

メモを作って原稿の一部、カバーを作ってようやく最終目標の本を作ることになります。

本を完成させるには今まで作ってきた原稿の一部とハードカバーを合わせることで作成することが出来ますが、本でもメモや原稿の一部の時と同様に、ただ作るだけでは100%使った素材と同じグレードには出来ません。

なので確実に使った素材と結果を同じグレードにする為には建設テクノロジー「親友」の「宝飾屋」を習得する事で確率を上げることができるので、本格的に本を作る場合は宝飾屋は早めに習得しておきましょう。

本の使い方

本は作成すると祈りを作成する際にのみ使用できるのでそれほど用途は多くありませんが、他の使用方法を強いて言うなら銀星レベルの以上の本であれば占星術師に買い取ってもらうことが出来るので、金策として使うことが出来ます。

さらに銅の本だった場合は研究すると30ポイントという大きな研究ポイントを貰うことが出来ます。

ただし紙プレス機を持っている場合は水と小麦粉で白紙30枚を作れてしまうので、それを研究ポイントにしたほうが手軽なのであまり大きな利点とはなりません。

ただこの後紹介する青ポイントはそれなりに貯まるので作って損は無いと思います。

作成した本を使って「祈り」を作ろう

今現在で本を使って作成できるのは、教会で行える説教で使用する「祈り」のみで他には先程も紹介したように売るか、研究ポイントにするしか使い道はありません。

祈りとは説教の時に使うことで、使った祈りに対応した効果を一定時間付与してくれるもので、最初は「カンタンな祈り」という効果の薄い祈りを持っています。

祈りには様々な種類と効果があり、主にテクノロジーを覚えることで作成することが出来ますが、太陽の日に教会にやってくる神官からも星レベルの低い祈りであれば購入することは可能となっています。

祈りには以下のような効果のある物があります。

祈り効果
信仰の祈り獲得できる信仰の数が最大+150%になる
寄付を求める祈り寄付金が最大+150%になる
複層の祈り信仰の獲得数と寄付金が最大+150%になる
芽と根のための祈りバフ「豊穣」を受け、一定時間野菜の成長速度が上昇する
繁栄の祈り商売の祝福を入手できる
贖罪の祈りバフ「懺悔」をうけることができ、より多くの人が懺悔室を利用するようになる
報復の祈りバフ「憤慨」の力を受けることができ、一定時間モンスターに与えるダメージが増える
保護の祈りバフタフな気分をうけることができ、一定時間うけるダメージが減少する
休息の祈りバフ「扱いづらい死体」を受けることができ、ロバが通常よりもドクロの多い死体を運んでくる
想像力の祈りバフ「創作者の刺激」を受けることができ、より品質の良い執筆が出来る可能性が高くなる
卓越の祈りバフ「大工な気分」を受けることができ、より品質の高い物を作れるようになる

以上のような効果を受けることが出来るようになり、これから行う行動に合わせて祈りを変えることでより効率的に作業を行うことが出来るようになります。

作成は教会地下の机で行うことができ、原稿の一部や本など作成に使う素材の星レベルで作成する「祈り」の星レベルにも影響を与えてくるので出来るだけ良いレベルの素材で作成するようにしましょう。

作成の際には原稿の一部などと同じように「書き物のコツ」と「劇作家」を覚えているとボーナスを受けることができ、よりレベルの高い祈りを作りやすくなります。

ただ気をつけないといけないのが、説教には成功するのに必要な「質」が存在していて、その質に達していないと失敗となり貰える寄付金が少なくなったりと効果が半減してしまいます。

祈りのレベルが高くなると効果が高くなっていく一方で、求められる教会の質が高くなっていくので、頑張って祈りを作っても教会の質が足りなくて失敗するという事態に陥ってしまいます。

金星レベルの祈りで必要とされる教会の質の最大値は60なので、気になる場合は60まで上げてしまえば全ての祈りを成功させることができます。

まずは信仰の祈りを作成しよう

祈りの中でもまず優先して覚えておきたい祈りは「信仰の祈り」で、これを覚えておくと後々も役に立ってくれます。

信仰の祈りは獲得できる信仰の数が増える効果がありますが、序盤では信仰はそれほど使いみちがないので、あまり重要に感じることはありません。

ですが後半になると、本の作成や墓標の作成など様々場所で信仰が必要になり、それまでにしっかりと貯めて置かないと数が足りなくなってしまいがちです。

なのでまずどれを作るべきか悩んだ場合は信仰の祈りを作って信仰を多く貯めておきましょう。

本を作成していると青ポイントが貯まる

本を作成するにはメモから始まり、ハードカバーまでの手順がありますが、そのほとんどの行動を行うと青ポイントを獲得することが出来ます。

  • メモ作成:青ポイント+3
  • 原稿の一部:青ポイント+5
  • ハードカバー:青ポイント+5
  • 本作成:青ポイント+15

このような青ポイントを獲得できるので、メモは3回作成する必要がありますし、ハードカバーも金星レベルにすると3回ということは、本を作成する一連の作業でと青ポイントは計44ポイント獲得することが可能です。

これを多いと取るか手間の割には少ないと捉えるかはそれぞれだと思いますが、出来上がった本を研究や金策に使えることを考えればそれほど悪くないのではないでしょうか。

まとめ

以上が執筆のやり方やメリット、青ポイントの稼ぎ方などについての紹介でした。

執筆は手を付けないでもゲームを進めることが出来るので後回しになり、手間もある程度かかりますが、それに見合った見返りもあると思います。

なので面倒くさそうと嫌煙せずにとりあえず青ポイント目的でもいいので手を付けてみてはいかがでしょうか。