FE風花雪月はマルチエンディングを採用していて、ある条件によって合計4種類のエンディングを見ることが出来るようになっています。
基本的には最初にどの学級を選ぶかによってエンディングが決まってしまいますが、黒鷲学級に限っては別の方法でエンディングを見ることが出来るようになっています。
今回は黒鷲ルートの分岐点やその条件などについて紹介していきますが、分岐を説明するためにどうしてもストーリーに関するネタバレが発生してしまうので、ストーリーを知りたくない場合は気をつけてください。
目次
エンディングは4種類
冒頭でも触れたようにFE風花雪月では現状4種類のエンディングを見ることが出来るマルチエンディングになっています。
マルチエンディングというとストーリー中の選択肢や高感度によって変化していく使用になっていると思いますが、今作では最初にどの学級を担任するか選んだ段階でどのストーリーを辿ってエンディングを迎えるのかは全て決まってしまうことになります。
なので狙ったエンディングを見るのは珍しくなく、それぞれの学級を選んでクリアするだけで3種類のエンディングは見ることが出来ます。
ただ最後の4週類目のエンディングは学級を選んだだけで見ることが出来るわけではなく、ある程度の条件を達成する必要があります。
ただこの条件も決して難しいものではないので、時間さえかければ4種類全てのエンディングを見るのは難しいことでは無いでしょう。
分岐前の準備
ストーリーが分岐する前にできるだけ行っておいたほうがいい準備について紹介していきます。
スカウトをしておこう
後で詳しく説明しますが、黒鷲学級で教団ルートに入るとエーデルガルトとヒューベルトが離脱してしまうことになります。
2人とも強いキャラなのでパーティーの中心として使っている方も多いと思うので、急に離脱してしまうとかなり困ったことになってしまいます。
抜けてしまった後にスカウトをしようとしても厳しいところがあるので、分岐が発生する狐月の節までにを離脱を見越したスカウトをしておく必要があります。
エーデルガルトの代役としては重装技能が得意で盾となることが出来る「ラファエル」とヒューベルトの魔法攻撃力をカバーするために「リシテア」をスカウトしておくのがおすすめです。
ラファエルはスカウトした段階では拳闘士になっているので、目標や個人授業で重装を鍛えておくようにし、リシテアはヒューベルトを凌ぐくらいの強キャラなので即戦力として活躍してくれるでしょう。
セーブデータを残しておく
黒鷲学級は帝国ルートと教団ルートの2つに分かれることになるので、全部のルートをクリアしたいと考えた時にまたかなりの時間をかけて黒鷲学級を最初からやるのは面倒になってしまうと思います。
なので狐月の節に入ったら別のセーブスロットに黒鷲学級の別ルート用のセーブを作っておき、もう1つのルートをやりたくなったらそのデータをプレイするようにするとかなりの時間を短縮してどちらのルートも楽しむことができます。
なので黒鷲学級をプレイする時は別データを作っておくのを忘れないようにしましょう。
分岐の条件
青獅子学級と金鹿学級はその学級の担任になるとそのまま分岐すること無くエンディングまで行くことが出来ますが、黒鷲学級だけには分岐が存在し、どちらを選ぶかに寄ってストーリーもエンディングも大きく変化することになります。
なのでストーリーを分岐させるための条件について紹介していきます。
エーデルガルトとの好感度を上げておく
まずストーリーを分岐させる為の最初の条件はエーデルガルトとの支援レベルで、ストーリーの分岐が発生する白雲の章(1年目)の狐月の節(2月)までにエーデルガルトとの好感度をC以上にしておく必要があります。
ただ一緒に戦闘に出撃したり、ご飯に誘ったりしていれば支援レベルをあげるのは難しいことではありません。
そのような支援値を獲得できる行動をしていたとしても支援レベルが上昇するイベントを見ていないと支援レベルは上昇しないので、日程が進んでいる時や散策中に「エーデルガルトが話したがっている」というのコメントがでたら必ずイベントを見ておくようにしてください。
狐月の節に散策を行う
支援レベルの条件を達成した状態で狐月の節で散策を行うと玄関ホールにエーデルガルトに話しかけると一旦帝国に戻るので付いてくるかと問われるので、「付き合う」「付き合わない」のどちらかを選ぶことになります。
ここで「付き合わない」を選んだり、狐月の節で散策を行わない、エーデルガルトに話しかけないという行動を取ると黒鷲学級の「教団ルート」が確定します。
この段階でまだ悩んでいる場合はとりあえず「付き合う」という選択肢を選んでおくとまだ「帝国ルート」「教団ルート」のどちらも確定しない状態にする事ができるので、そちらを選んでおきましょう。
ただエーデルガルトに話しかけると問答無用で散策が終わってしまうことになるので、散策でやるべき事が終わってからエーデルガルトに話しかけるようにしましょう。
聖墓の戦いで最終決定する
エーデルガルトに付き合わないとその時点で教団ルートになってしまいますが、付き合った場合にはまだどちらのルートにも決まっていない状態で節末の課題「聖墓の戦い」に突入することになります。
この戦いはまだ他の学級と共通の戦いになるので炎帝などを倒してクリアするとその後のイベントでに「エーデルガルトを斬る」「エーデルガルトを守る」という選択肢が出現し、これが黒鷲学級でのルートを確定する最終決定となります。
「エーデルガルトを斬る」を選べば教団ルートになり、「エーデルガルトを守る」を選択すると帝国ルートに決定することになり、今後変更することはできなくなるのでしっかりと考えて選択するようにしましょう。
ルート選択後
どちらかのルートを選択してもメンバーなどに変化があり、教団ルートを選んだ場合には「エーデルガルト」と「ヒューベルト」の2人が抜けることになり、帝国ルートを選ぶと「フレン」が離脱することになります。
その他のキャラは全員選んだルートに付いてきてくれるので、教団ルートをえらんだ場合にエーデルガルトとヒューベルトをメインとして使っていた場合は戦力ダウンになります。
教団ルートを選んだ場合
教団ルートを選んだ場合は基本的にほとんど青獅子や金鹿学級と同じ戦いをしながらストーリーを進めていくことになり、帝国ルート以外のどの学級でもそうですが、最後の戦い以外は同じような戦闘になっていくので、2周目で教団ルートを選ぶと似たような事の繰り返しになってしまう可能性もあります。
ただ選んだ学級によって明らかになる謎などについては違いがあるので、ストーリーに関しては2周目でも楽しむことが出来るはずです。
1周目の場合は教団ルートのあらすじを知った後で帝国ルートに行ったほうがより楽しむことが出来るかもしれません。
また仲間の面では黒鷲ルートではカトリーヌをスカウトすることが出来ませんでしたが、教団ルートになればカトリーヌをスカウトすることが出来るようになります。
帝国ルートを選んだ場合
帝国ルートを選んだ場合、青獅子学級、金鹿学級、黒鷲学級の教団ルートとは別の視点からのストーリーになるので、同じような戦いはあまりなく新鮮な気持ちで進めることが出来るようになります。
なのでストーリーも楽しむことが出来ますし、敵もレアやカトリーヌなどの敵は通常よりも強いので、難易度的な意味でもたのしめるので、2周目であってもまた違った楽しみを見るけることが出来るでしょう。
帝国ルートを選ぶと一旦修道院から離れてしまうことになるので、ショップ関連は使うことが出来ますが修道院を散策した時に出来ていた、食事や釣り、合唱、留学生などは出来なくなってしまうので気をつけましょう。
ただエピソード12をクリアして2章に入ってしまえば以前と同じように修道院内で散策することが出来るようになるので、一時的に利用できなくなるだけです。
なので帝国ルートを選んでも修道院内の機能を使えなくなるという心配はありません。
まとめ
以上がストーリーの分岐の条件についての紹介でした。
基本的には最初に選んだ学級でストーリーとエンディングは決まってしまいますが、黒鷲学級だけは別となっています。
FE風花雪月のメインのストーリーとして大まかに知っておきたい場合は、帝国ルートとどこの学級でもいいので教団ルートをクリアすることで教団側の立場と帝国側の立場を知ることが出来るので、最終的に2週はしておきたい所です。
帝国ルートを行ってからでは教団ルートに戻りにくいという声も多いので、後味を悪くしたくない場合はできるだけ教団ルートをクリアしてから帝国ルートに入ったほうが心情的にやりやすくなるかもしれません。
教団ルートでもそれぞれ違った内容のストーリーになっていて気になる謎が解明されることもあるので、FE風花雪月を遊び尽くしたい方は全てのルートをクリアしてみると良いでしょう。