今回紹介する「ハグ」はトラップを仕掛けることが出来る上に、テレポートまで出来ることが最大の特徴となっている殺人鬼です。
テレポートが出来るというのは強みではありますが、それ以外にも弱点があり使いこなすには一定の熟練度が必要になる上級者向けの殺人鬼となっています。
そんなハグの特徴やおすすめパーク、立ち回りなどについて紹介してきます。
目次
ハグの特徴
ハグの特徴は最大10個のトラップをマップ上に設置することができ、生存者がそのトラップを発動させると32メートル以内にいる場合はその場所へ瞬時にテレポートすることが出来る点です。
テレポート出来た場合にはすぐ近くにトラップを発動させた生存者いるということなのでチェイスも有利な状態から行うことが出来ます。
トラップを設置できる点としてはトラッパーと同じですが、ハグはトラップを集める必要はなく最初から10回使用でき、トラップが発動すると設置できる数も回復するのでより手軽にトラップを設置することが出来ます。
さらにハグのトラップは森の中のマップであれば目視することはほぼ不可能なので、生存者はどこに設置されているか予想しながらゲームを行っていく必要があるので、プレッシャーを与え続けることが出来る点は強みの1つです。
32メートル以上離れていても全くの無駄というわけではなく、トラップが発動したら通知が来るので、テレポート出来なくても生存者の位置を知る事ができ、最後の探索目的としても効果を発揮してくれます。
ハグのトラップはトラッパーのトラップのように上を通れば問答無用で発動するのではなく、しゃがみ移動で上を通った場合には発動しないという弱点もあります。
また通常の殺人鬼の心音範囲が32メートルと言われている中でハグは24メートルと範囲が狭めに設定されているのも生存者から見つかりにくくなる為有利になります。
このような有利な点もありますが、実はハグには不利な点もいくつかあります。
足が遅い
ハグはトラップが発動すると最大で32メートルを一瞬で移動できるという特性から足の速さは通常の殺人鬼よりも遅めに設定してあります。
なのでテレポートをしてチェイスを始めても思ったよりもダウンさせるのには時間がかかってしまう事が多く、チェイスは得意ではありません。
同じく足が遅めのトラッパーやハントレスは罠や斧で相手を負傷状態にする手段を持っていますが、ハグは直接攻撃を与えるしかないので他の殺人鬼よりも不利になってしまいます。
背が低い
一見背が低いという点はなんの問題もないと思ってしまいますが、殺人鬼の目線は一人称なので背が低いという事は目線が低くなり見晴らしが悪くなり、遠くの生存者も見つけにくくなってしまいます。
さらに農場マップや沼地のマップのように背の高い植物がある場所での視界もかなり悪くなり、通常の殺人鬼では見失わないような場所で見失ってしまうというケースも少なくありません。
このような2つの不利な点から見てもハグは初心者の方が使うには難しいかもしれません。
固有パーク
ハグの固有パークは優秀なものが多くどれを装備されていても生存者からすると厄介なものとなっていますが、どれも呪いのトーテムを破壊すれば効果を消すことが出来るという面もあります。
第三の封印
「第三の封印」は通常攻撃を当てた相手に生存者同士を見ることが出来る能力を阻害する能力です。
ドワイトの固有パーク「絆」やクローデットの固有パーク「共感」だけでなく、本来パーク無しでも見ることが出来るフックにつられている生存者や、瀕死状態になっている生存者まで見えなくなってしまいます。
こうなると生存者は目視だけで傷ついた生存者を見つける必要が出てきますが、マップは唯でさえ暗いので見つけることは困難になるでしょう。
このパークを放って置くと救出も出来ず、どんどんと味方が処刑されていってしまうので、生存者は呪いのトーテムの破壊を最優先に考えて動くようになります。
そうなるとトーテムを発見されて破壊される可能性も高いので、できるだけ早く生存者に通常攻撃を当てて効果をより長く得れるようにしましょう。
パーク | 効果 |
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呪術:第三の封印 | 呪いのトーテムが存在する時に生存者を攻撃すると視覚消失効果を付与する 最大4人まで効果が適応 |
破滅
「破滅」は発電機の修理を阻害する事が出来るパークで、通常であれば発電機の修理中に発生するスキルチェックは「グッド」を出すことができれば修理が進んでいきますが、破滅の呪いのトーテムが残っている間は「グッド」では修理ゲージが減少してしまいます。
なのでスキルチェックでは「グレート」を狙う必要があり修理の難易度が跳ね上がってしまいます。
破滅が発動していると分かった場合、多くの生存者は呪いのトーテムを破壊するために動き出すので発電機の修理を遅らせる効果は絶大です。
破滅は今ではほとんどの殺人鬼がつけているといっても過言ではない程のパークなので、すぐにトーテムを破壊されてしまう事もあるので過信は禁物です。
パーク | 効果 |
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破滅 | 呪いのトーテムが破壊されるまで最大4人の生存者が呪いにかかり、次の効果を受ける
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貪られる希望
「貪られる希望」は生存者がフックから救出される度にトークンを得ることができ、そのトークンの数において強力な効果を得ることが出来るパークです。
貪られる希望は24メートル以上離れた状態で生存者が救出される度にトークンが貯まっていくことになるので、救出されても全く痛手にはならないので落ち着いてマッチを進めていくことが出来ます。
移動速度が上昇するのも強力ですが、3回救出されるだけで生存者を一撃で瀕死状態にできるという強力さだけでなく、5回救出されるとアドオンの「メメントモリ」と同じ殺害をアドオンなしで行えるとう凶悪さです。
生存者は一撃で瀕死状態にされて始めて「貪られる希望」が発動していると気付き、呪いのトーテムを探しに動くので、その混乱の中で何人吊るすことが出来るかが重要になります。
パーク | 効果 |
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貪られる希望 | 生存者がフックから救出される際に24メートル以上離れていればトークンを獲得でき、トークンが貯まり、呪いのトーテムが存在する場合、以下のような効果を得られる
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ハグの立ち回り
ハグはトラッパーと同様にトラップを仕掛けることが出来る殺人鬼ですが、トラッパーとの違いはトラップ自体には殺傷能力はないという点です。
なのでより確実にトラップを生存者に発動させる必要があるので、いかに効果的な場所にトラップを設置できるかが重要になります。
トラップの設置場所
ハグは最大10個のトラップを一度に設置することが出来るので、比較的多くの場所にトラップを置いておく事ができます。
優先的に設置したい場所は生存者が訪れる可能性の高い発電機や、板、吊るされている人の周りなどですが、全てに設置していてはトラップの数は足りなくなってしまいます。
また動いている発電機は生存者が近づいてくる可能性が非常に高いのでいくつものトラップを設置したくなると思います。
ですが生存者側からしても相手がハグと分かれば設置されてそうな場所には警戒してしゃがみ移動をしながら近づくのであまり効果的とは言えません。
生存者が設置されていると警戒する場所としては発電機と吊るされている人の周りなので、それ以外の場所は意外と無警戒で歩いてくれます。
なので吊るされている人や発電機へ行く道の途中や、窓枠、建物の入口など警戒している場所を少し外して設置する事でトラップを発動させやすくなります。
先程も紹介したように発動させることができればテレポートできる距離でなくても、生存者の位置を知ることが出来るので効果的です。
呪いのトーテムにはトラップをしかけよう
ハグはパークの能力に頼ることが多くなるので、その際に呪いのトーテムが出現するパークの場合破壊されてしまうとパークの効果を失ってしまうことになります。
なので呪いのトーテムの周りにトラップを設置している事で破壊される可能性を低くすることが出来ます。
または後ほど紹介する「狩りの興奮」のパークを装備することでも呪いのトーテムを守りやすくなります。
ハッチ戦になると有利になる
発電機が一定数修理され、生存者が残り一人になるとハッチが開放され、ゲートだけでなくハッチからも脱出することが出来るようになります。
ゲートが空いていない状態であれば生存者、殺人鬼共にハッチを探すハッチ戦になりますが、ハグで先にハッチを見つけることができれば高い確率で勝つことができます。
というのもハッチの周りにいくつかトラップを仕掛け、さらにその周りの通りそうな道などに設置してテレポート範囲内にいれば生存者はハッチに近づきにくくなるので、生存者を見つけやすくなります。
おすすめパーク
ハグは足が遅く、チェイスが得意ではないので発電機の修理を阻害するパークや攻撃性を上昇させるようなパークを付けることでデメリットを補うことができます。
誰も死から逃れられない
「誰も死から逃れられない」は通称ノーワンと呼ばれていて、全ての発電機を修理された場合に発動し、生存者を1撃で瀕死状態にすることが出来るようになる強力なパークです。
マッチ開始時には呪いのトーテムは出現していないので破壊される心配はなく、発電機が全て直ったと同時に火の付いていないトーテムのどれかがノーワンの呪いのトーテムとなります。
ですが発動前にマップ上全てのトーテムが破壊されている場合は発動不可となります。
チェイスが苦手なハグは上手くいかないとすぐに発電機を直されてしまう可能性があるので、そのような場合にノーワンがあるとテレポート後に一撃で生存者をダウンさせることが出来るようになります。
さらにハグの弱点である移動速度も最大4%上昇されるので、苦手なチェイスでも通常よりも有利に行えるようになるので弱点をしっかりとカバーしてもらえます。
なのでハグでどうしても発電機を直されやすい人などは保険として装備しておけば、安心してマッチを進めることが出来るようになります。
貪られる希望
貪られる希望はハグ自信の固有パークなので詳しくはそちらで確認してください。
貪られる希望の発動条件である24メートルはテレポート範囲内なので、吊るした後にその周りにトラップをしかけ離れておけば条件はクリアすることが出来ます。
その後救出されてトラップを発動出来た場合はトークンも獲得できますし、テレポートで一気に移動して生存者を追う事もできます。
このようにしてトークンを溜めて1撃でダウンさせることが出来るようになれば苦手なチェイスをそれほどする必要なく生存者を倒していくことができます。
破滅
破滅もハグの固有パークなので詳しくは上記した内容を確認してみてください。
ハグは足が遅いのでチェイスが長引くことが多くそうなると発電機を一気に直されてしまう可能性があるので、破滅で妨害する事でその間に生存者を追い込むことが出来ます。
最近では破滅はかなりメジャーなパークとなっていますし、発電機を触ったらすぐに存在に気付くので、生存者もすぐに呪いのトーテムを探しに動きます。
その際に他の呪いのトーテムが発生するパークを付けていると一緒に破壊されてしまう可能性があるので注意が必要です。
貪られる希望などできるだけ知られたくないパークを付けていく場合は破滅は避けたほうがいいかもしれません。
狩りの興奮
狩りの興奮はトーテムが多く残っているほど、トーテムの破壊速度が遅くなる効果がありますが、それに加えて呪いのトーテムに触れると殺人鬼に通知がいくようになります。
なので「破滅」や「貪られる希望」など呪いのトーテムが発生するパークを複数持っていく場合は装備してくと破壊される心配が少なくなります。
おすすめアドオン
ハグはなんと言ってもトラップを発動させて本領発揮できる殺人鬼なので、アドオンでもトラップの効果を強化するアドオンを装備していきたい所です。
ハグのアドオンはそれほどマイナス効果があるものはないので、気兼ねなく装備していくことがかのうです。
おすすめできる効果のアドオンは、トラップの効果範囲が広がる「沼の水」系のアドオンや、テレポートできる距離を伸ばすことが出来る「ハエの死骸が入った泥」系のアドオンは単純にトラップの効果を向上させてくれるので使いやすくなっています。
まとめ
以上がハグの特徴やおすすめパークなどについての紹介でした。
正直ハグの使用率は現在のデッドバイデイライトでは高くなく、殺人鬼の中では背が低い上に足が遅いなどのデメリットが強く、おすすめできる殺人鬼とは言い難くなっています。
ただし固有パークはとても優秀で他の殺人鬼でも効果を存分に発揮してくれるので、育てて損は全くありません。
癖の強い殺人鬼ですが、30メートル以上先にテレポートできる殺人鬼は唯一無二の能力なのでそのような能力を使いたいという方はハグをぜひ使ってみてください。