Moonlighterの序盤をプレイしてきたのでそこまでに感じた感想や評価などについて紹介していきます。
Moonlighterの特徴は綺麗なドット絵で表現されていて、ダンジョンを潜りながらアイテムを持ち帰り、そのアイテムを販売して自身の強化に使うという様々な要素を含んだゲームとなっています。
そんなMoonlighterの序盤をプレイした見た感想やどんなゲームかなどについて紹介していきます。
ゲームの流れ
Moonlighterとは主人公の経営している店の名前から来ていて、ゲームの大まかな流れとしてはダンジョンに潜ってアイテムを集め、持ち帰ったアイテムを店で売って資金を稼ぎ、そのお金でダンジョンに潜る為の装備を強化していくという流れになります。
ダンジョンを有利に進めるためには武器や防具を強くするのが最も効果的ですが、村にある店で売っている商品の金額は非常に高い上に素材が必要なのでダンジョンに潜ってアイテムを取りに行ってお金を稼ぐ必要があります。
ダンジョンに潜って敵を倒したり宝箱を開けることでアイテムを入手することが出来ますが、ダンジョン内で敵に倒されてしまうとアイテムのほとんどを失ってしまいます。
なのでお金を稼ぎたいからと言って無理をし過ぎるとやられてしまう可能性が高くなり、進むか退くかの判断が重要になります。
深い階層になるほど効果に売れるアイテムを入手することが出来るようになりますが、それを一瞬んのミスで失ってしまった時の絶望感はなかなかのものがあります。
ですがダンジョンの階層は3階層までとそれほど深くまで潜らなくてもいいので、次こそは持ち帰ってやると気軽に挑戦できる手軽さはとてもいいと思います。
持ち帰ったアイテムは店に売る事になりますが、値段は自分で決める必要があり、適正の値段で売らなければ買ってもらえなかったり、嫌な顔をさせてしまうことになります。
なので適正値段はどのくらいなのか、どれくらいまで高くしても大丈夫なのかなどの見極め楽しいですし、重要な要素の1つです。
稼いだお金で先程も紹介したように装備を整えてもいいですし、他にも村に新しい施設を誘致したり、店の拡張や店の施設のグレードアップなど様々な事が行えるので、お金を稼ぐ楽しみがあります。
このような流れを繰り返していくことになるので、ダンジョンはこのゲームの肝となりますが、紹介してきたように手軽さとお金を稼ぐ楽しさがあるので何度も潜るのが苦ではないので、何度でも楽しむことが出来ます。
ドット絵が綺麗
まずプレイしていて最初に気付くのはドット絵の綺麗さです。
ただ綺麗なだけでなくキャラクターや背景の草などもしっかりと細かく動くので、ドッド絵だから手抜きなどという感想は出てこないと思います。
通常イメージする昔のゲームのような細かいドット絵ではなく、どこか水彩画のようなキャラや風景になっているので、ドット絵はちょっとと思っている方でも楽しめると思います。
Moonlighterはアクションなのでキャラを比較的激しく動かすことになりますが、ヌルヌル動いてくれるおかげでアクション面を見ていても気持ち良いです。
戦闘・アクションについて
Moonlighterの戦闘は本格的なアクションというわけではありませんが、回避で避けたり、距離を詰めることが重要となるので、出来るだけキーボード操作よりもXboxやPS4などのコントローラーで行ったほうが戦いやすいと思います。
戦闘に関してはキャラを動かしている感じも妙な重さなども感じませんし、回避をしながら戦っていてもサクサクと動かすことができ、爽快感のある戦闘ではありませんが快適に戦う事が出来るようになっています。
敵の攻撃力が高めなので、先程も紹介したように回避が重要になりまずは敵の攻撃を避ける事を最優先にし、隙きを見つけたら攻撃という慎重な戦いを求められることになります。
序盤の今の段階ではどうしようもないという程の敵は出現してきていないので、ある程度回避をしながら敵の攻撃後の隙きなどを見つけて攻撃していけば、強くて倒せないという敵は少ないと思います。
また武器を強化して攻撃力を上げることで難易度は劇的に変化し、少ない手数で倒せるようになればそれだけダメージを受ける回数も減るので、かなり楽にダンジョンを進むことが出来るようになります。
防具を強化するのもいいですが、強化だけではHPが上昇するだけで受けるダメージに関しては減るわけではなく、防御力もあげたい場合にはエンチャントを行う必要があります。
エンチャントにはお金がかかるのですぐには出来ない可能性もあるので、戦闘が厳しいと感じた場合はまず武器の強化を目標として目指していくといいでしょう。
このように難易度はダークソウルやブラッドボーンのようないわゆる死にゲーと比べると低くなっているので気軽に楽しめますし、より高い難易度がいいという場合は難易度を上げる事が出来るようになっているので、自分に合った難易度で楽しむことが出来ます。
ダンジョンについて
ダンジョンは今の所5つのステージが用意されているようで、深さは先ほど紹介したように3階層までになっていて、3階層の奥にボスがいるというのは共通しているようです。
ダンジョンは自動生成のようですが決まったピースを並び替えているという感じで、この部屋の感じと、敵の配置は前も見たなと感じる事があるで、自動生成といってもそこまで手の混んだものではないようです。
1階層の部屋の数も多すぎず少なすぎずでちょうどよく、しっかり探索も出来るし、比較的簡単に下の階層への入り口も見つけられるので、下の階層へ急ぐことも出来ます。
難易度は武器や防具をしっかり揃えるとそれほど高くはなく、ゲームの上手い人であればぽんぽんとクリアすることが出来てしまうかもしれませんが、装備を整えていない状態であればそれなりの難易度になっていると思います。
ですが一定の金額を払えば簡単に変えることが出来ているシステムになっているので、無理をせずに確実に帰るように心がけるとアイテムをロストすることも激減し、確実に稼げるようになるので、装備を整えやすくなります。
恐らくダンジョンをクリアしていく毎に難易度は上がっていくと思うので、後半になるに連れて歯ごたえのあるダンジョンが待ち構えているでしょう。
イマイチに感じる点
これまでプレイしてきてこれはちょっとイマイチだなと感じる部分にかんして紹介していきます。
カバンの要領が小さめ
ダンジョンで手に入れたアイテムは基本的にリュックの中に入れて持ち帰ることになり、リュックに入るアイテムの数は決まっています。
リュックの中に入れることが出来る数は最初から変わることはなく、アイテムをしっかりと入手しながら探索するとすぐにいっぱいになってしまいます。
持ち帰ったアイテムの量が入手できるお金と直結するので、あまり多く持って帰れるようにしてしまうとすぐにお金が貯まり、強い武器を購入して簡単にダンジョンをクリアしてしまう事になり難易度に直結してしまうので、ある程度は仕方ないところはあると思いますがもう少し要領があっても良かったかなと感じることがあります。
慣れればどれを残してどれを捨てようかという判断はできるようになりますが、最初はどれを手放すかを考えるだけで多くの時間を使ってしまうことになるでしょう。
なので少しでも良いので資金を使ってリュックの拡張要素があっても良かったのかなとも思います。
パズル要素でテンポが悪くなりがち
アイテムの中には呪われているアイテムというものがあります。
呪われているからと言ってなにかキャラに影響があるわけではありませんが、呪いの掛かったアイテムには置ける場所が限られるなどの制約が掛かっています。
例えば「アイテムスロットの上段か下段にしか置くことが出来ない」や「矢印の方向にあるアイテムをダンジョンから出た時に破壊する」などがあり、また同じ種類のアイテムであっても呪われているアイテムと呪われているアイテムでは重ねて所持することが出来ません。
そうなると唯でさえそれほど大きくない要領のリュックの中を圧迫することになりますし、持ち帰るにしても置く場所を考えないといけません。
特にリュックがいっぱいになってくると宝箱を見つける度に持ち物の入れ替えなどをしなければいけなくなるので、テンポは良くないなとは感じます。
呪いもデメリットばかりではなく、「矢印の方向にあるアイテムをこのアイテムと同じにする」という効果もあり、これを利用すれば高いアイテムをより量産する事もできるのでとても役立ちますし、最初のうちはあれこれ考えるのも悪くはありませんが、慣れてくると少し面倒に感じてしまいます。
まとめ
以上がMoonlighterの序盤をプレイしてみた感想やイマイチな点に関しての紹介でした。
Moonlighterは可愛らしい絵柄で、操作もサクサクと動けますし、ダンジョンで持ち帰って自分の店で売るというスタイルはありそうでなかったゲームだと思います。
若干リュック周りに不満がありつつも取捨選択に慣れればそれほどでもないので、今の所とても楽しむことが出来ています。
これからもプレイしていき、その過程で気付いた事やクリア後に感じたことなども追記したいと思います。