第二部からは各ルートによって内容は変わっていきますが、翠雨の節の戦闘をクリアすると物語のクリアとなる点は共通しています。
FE風花雪月ではクリアした後に前のクリアデータを使って2周目、3周目を楽しむことが出来るようになっています。
なので今回はどのようなことを引き継ぐ事ができるのかや、その条件などについて紹介していきます。
引継ぎ要素
クリアしたデータがあると以下のような要素を引き継ぐことが出来るようになります。
- 名声値
- 雇用中の騎士団
- 聖人像の強化段階
- ショップレベル
このような項目が無条件で引き継がれることになり、前のデータで集めたり育てたものが無駄にならないので非常にありがたい引き継ぎ要素となっています。
ただこれは無条件で引き継ぐことが出来る要素で、さらに条件付きで引き継ぐことが出来る要素がいくつもあります。
これらの要素は無条件で解放されるのではなく、名声値を利用して開放していくことになるので、優先順位を付けて開放していく必要があります。
名声を使って解放する事が出きる要素を個別に紹介していきます。
指導レベル
指導レベルとは修道院内の行動を行うことで経験値を得ることが出来、指導レベルが上がると修道院内やフリー戦闘での行動できる回数が上昇していく要素です。
指導レベルを解放すると名声を使って以前のデータで上昇させていたレベルまで一気に上昇させることが出来るようになり、指導力Bくらいで名声値4,000ポイントくらい必要になります。
レベルを上げておけば修道院内で出来ることが増えていくことになるので、やる気を出させたり能力を上げることが序盤からやりやすくなるので、1周目よりも素早い育成ができるようになるでしょう。
支援レベル
支援レベルとは各キャラとの好感度のようなもので、支援レベルを解放すると以前のデータの各キャラと同じ支援レベルまで名声を使って上昇させることが出来るようになります。
ただこれは各キャラ1人ずつにポイントを払う必要があり、さらに支援レベルを1つ上げるのに400かかるのでCからAに上げようとした場合は最低でも1200ポイントは必要になるという事になります。
ただこれを上げてしまえば場合によってはこちらからスカウトしなくても支援レベルを上げたキャラから早い段階で学級に加わりたいと申し出てくることもあるので、以前のデータで重宝したキャラがいる場合は支援レベルを上げて学級に迎え入れるようにしましょう。
技能レベル
技能レベルとは武器や魔法など様々な項目の熟練度の事で、技能レベルを解放すると以前のデータで上昇させたレベルまで名声を使って引き上げることが可能となっています。
以前のデータの最高値までなので、前のデータで使ったこと無い技能や、キャラ自体を使ったことない場合は技能レベルを上げることは出来ないので注意してください。
これも技能毎に上昇させる必要があるので、剣術を上げたいならそちらでポイントが必要になりますし、信仰を上げたい場合はまた別にポイントが必要となります。
レベルも1つ上げる毎に必要になるので、以前のデータでS+程度まで鍛えていた場合はそれだけ必要なポイントも多くなってしまいます。
ただ技能レベルを闇雲に上げてしまうと強くなりすぎてしまう可能性もあるので、上げるのは戦闘の様子を見ながら少しずつ上げていくようにするとバランスが取りやすくなります。
兵種スキル解放
兵種スキルの解放とは使ったことのあるキャラを選ぶと兵種を選ぶことが出来るので、解放するとその兵種をすぐに使う言上できるようになると思ってしまいがちですがそうではありません。
この要素は以前のデータで使い込んで兵種をマスターすると覚えることが出来たスキルを覚えることが出来る要素となっているので、前のデータで覚えた兵種ではなく、マスターした兵種しか選ぶことが出来なくなっていると思います。
なので開放してもその兵種自体は使うことが出来ず、その兵種をマスターしたときに覚えることが出来るスキルのみを獲得することが出来る要素です。
なのでマスターして覚えたスキルで使いやすいものがあった場合にこれを使うと序盤からそのスキルを使うことが出来るようになります。
紋章アイテム
紋章アイテムとは1周目では出現しなかったアイテムで、これは1周目でプレイしたキャラが宿していた紋章の効果をアイテムにしたもので、持っているだけで効果を発揮させることが出来ます。
つまり1周目を青獅子ルートで進めた場合は学級のキャラ+スカウトしたキャラが持っていた紋章がアイテム化しているので、持ち物の中にそれを入れておくだけで紋章効果を得ることが出来るという便利なアイテムです。
これは名声を全く使わずに利用することが出来る要素ですし、どのキャラでも持つことが出来るので、紋章を持っていないキャラでも紋章効果を得ることが可能となるので、2周目を始めたらまずはそのキャラに合った紋章をもたせるようにしましょう。
引継ぎを行うには
翠雨の節の戦闘をクリアするとエンディングが流れ、最終的には文字が流れてくるエンドロールが始まるので、そこからはスキップしてもらっても構いません。
その後セーブすることが出来るので、行うとセーブデータの横のソティスのアイコンが出現し、メニューが面の椅子にもソティスが現れるようになるので、それがクリアした状態となります。
セーブは上書きすることになるので、前のデータで気になる要素があってやり直す可能性がある場合は別のスロットにセーブしておくようにしましょう。
またクリアデータでやり直す可能性がある場合はクリアデータは残しておいて他のスロットで2周目を始めるようにしてください。
新しいデータを初めてチュートリアルを終わらせて、修道院内を自由に散策することが出来るようになったら引継ぎ要素を使うことが出来るようになり、掲示板の横にある机を開くと紹介してきたような一覧が出るので、そこから必要な項目を選んで名声を使って開放することが出来るようになります。
優先的に開放しておきたい要素
解放することが出来る要素の中で優先的に上げておきたいのは指導レベルです。
指導レベルは上昇させることで修道院内の行動回数が増えることになり、やる気アップと能力値のアップを行いやすくなるだけでなく、フリー戦闘での行動回数も増やすことが出来るようになります。
2周目はハードモードでと思っている方も少なくないと思うので、最初から指導力を上げておけば序盤のハードモードでフリー戦闘を2回行うことも可能となるので、少しハードモードが不安な方でも若干レベル上げを行うことができるので、プレイしやすくなります。
これくらいならハードモードの難易度を損なわずやり応えをなくさずにプレイすることが出来るはずです。
さらに指導レベルが高いと連れて行く副官の数も増えるので、キャラを有効に使うことが出来るというのも大きな点です。
ただ引き継がれた名声値がそれほど多くなかった場合にはとりあえず少しだけ指導レベルを上げておくようにしましょう。
というのも序盤では教員研修も出来ませんし、できるキャラも少ないのでいきなりAまで指導レベルを上げても余ってしまう事になるので、CやBくらいまでにしておいて、出来る事が増えた後に上げていくというのも1つの方法です。
もう1つ優先したいのは支援レベルで、先程も触れた通り、支援レベルを上げてしまえば簡単にスカウトをする事ができるようになるので、支援値を上げるために使うであろう行動力を節約して簡単に学級に迎え入れることが出来ます。
前のデータにいたキャラ限定になってしまうのである程度は制限がありますが、それでも十分すぎるほど時間短縮した上に戦力アップを行うことが出来るので非常に便利です。
まとめ
以上がクリア後に引き継ぐことが出来る要素などについての紹介でした。
強くてニューゲームなどではなく、ゲームバランスをあまり崩さない絶妙なさじ加減の引き継ぎ要素となっているので、2周目もやりごたえを失わずに楽しむことが出来ると思います。
名声値は戦闘をクリアしたり、クエストを達成することで溜めていくことが出来るので、ある程度溜まったらまた新しい要素を開放していくようにしましょう。
また紹介した要素以外に「モデル切り替え」という項目もあり、これは生徒たちの姿を5年後の見た目に買えることが出来たり、別の髪型にする事が出きる機能なので、5年後の姿の方がいい場合や、学生時代の姿がいいというキャラがいる場合は切り替えて楽しむ事ができます。
このような引き継ぎ要素がありますし、学級によってルートやエンディングも全く違うのでぜひ引き継ぎ要素を活かしつつ2周目も遊んでみてください。