今回紹介する「ドクター」は生存者の中でもトップクラスに恐れられる殺人鬼で、ドクターと対戦した時はかなり注意を払う必要があります。
ドクターは処罰モードと治療モードを切り替えながら戦っていく殺人鬼で、特に治療モードでは生存者の狂気度をあげ様々な効果を発揮させることができます。
そんな殺人鬼の中でも強力な能力を持つドクターについて紹介していきます。
目次
ドクターの特徴
ドクターは処罰モードと治療モードの2種類を切り替えながら戦っていくことになりますが、2つのモードを切り替えるというと少しややこしそうなイメージではありますが、処罰モードは通常攻撃が行えるだけのモードなので、実質治療モードの特性を覚えるだけで大丈夫です。
治療モードは通常攻撃が出来ない代わりにショック療法攻撃という電気を範囲内に発してその範囲内にいた生存者の狂気度を上げる効果がある上に、2.5秒間窓枠を越えたり、板を倒すなどのアクションを行えなくなります。
さらに心音範囲内には電流が流れるようになり、その範囲内にいる生存者の狂気度を徐々に上げる事ができます。
狂気度にはレベルが1~3存在し、レベルが上っていくほどドクターに有利な効果を発揮してくれるようになり、一度レベルが上ってしまえばレベル3以外はレベルを下げることはできません。
つまりレベル1から狂気度がない状態にすることはできませんし、レベル2から1へ下げることもできないので、狂気レベルを上げれば上げるほど優位に戦えるようになります。
狂気レベルには以下のような効果が発揮されます。
- 狂気度1
- 生存者が叫び声をあげ、ドクターに場所を知らせる
- スキルチェックが発生する位置が画面内のどこかにランダムになる
- 狂気度2
- 狂気度1の効果+ドクターの幻覚を見るようになる
- 狂気度3
- 狂気度2の効果+ドクターの幻覚の位置をドクターは探知出来るようになる
- 頻繁に叫び声をあげるようになる
- 正気を取り戻す(レベル2に下げる)まで修理や治療などの行為をを行えなくなる
このような効果が発揮され、さらにアドオンを付けることでまた別の効果を追加することが可能なので、ドクターを上手く使いこなすには狂気度をいかにあげていくかが重要になります。
狂気度を上げることができれば生存者の位置を比較的簡単に知ることが出来るので、索敵能力に優れた殺人鬼となっています。
固有パーク
ドクターの固有パークはとても優秀なものが多く、他の殺人鬼であっても存分に効果を発揮してくれる能力を持っているので、殺人鬼側を使う人は是非取得するようにしましょう。
圧倒的存在感
圧倒的存在感は殺人鬼の心音範囲にいる生存者がが使っているアイテムの消費速度を増加させる効果のあるパークです。
生存者に直接妨害を行うパークではないのでそれほど強力というわけではありませんが、アイテムを早く消費させることが出来るという事はそれだけ発電機の修理速度を低下させることが出来るという事になります。
ですが生存者がアイテムを持ってきていて、かつ心音範囲で使用しているという条件はなかなか揃わないので他に効果的なパークがある場合はそちらを付けた方が良いでしょう。
パーク | 効果 |
---|---|
圧倒的存在感 | 心音範囲にいる生存者が持っているアイテムの消費速度を最大100%増加させる |
観察&虐待
「観察&虐待」はチェイス中は心音範囲が増加し、それ以外の時は心音範囲が狭くなり、視界が良くなる効果を持ったパークです。
心音範囲を狭くすることができるパークなので、生存者に近づいても気付かれにくくなり、レイスやシェイプなどの隠密が得意な殺人鬼にとっては必須される程の効果を発揮します。
ですがドクターの場合は心音範囲内に電流を発生させるので、狭くしてしまうと索敵用としては効果が半減してしまうので、ドクターにとっては必須というほど重要なパークではありません。
パーク | 効果 |
---|---|
観察&虐待 | 生存者を追いかけている時心音範囲を最大8メートル増加させる 追いかけていない時は心音範囲が最大8メートル減少し、視界が増加する 視界増加の重複はしない |
オーバーチャージ
「オーバーチャージ」は殺人鬼が発電機の破壊アクションを行った発電機を次に触った生存者に難易度の高いスキルチェックを発動するパークです。
説明文だけを読むとそれだけかと思ってしまいますが、発電機を触った途端に成功範囲の狭いスキルチェックが発動するので、予想していないとまず失敗してくれるので生存者の位置を知る事ができますし、発電機の修理ゲージを減少させることも出来ます。
オーバーチャージを持っていると分かっていてもスキルチェックが得意の人でない限りなかなかの難易度になるので、探索と妨害期待できる優秀なパークとなっています。
パーク | 効果 |
---|---|
オーバーチャージ | 破壊アクションを行った発電機を次に触った生存者に難易度の高いスキルチェックが発動する 失敗した場合発電機の進行度が最大5%減少する |
ドクターの立ち回り
ドクターの本来の力を発揮させるにはやはり治療モードを効果的に使いこなすことが必要となるので、どのように使っていくべきかを紹介してきます。
移動は治療モードで
マッチが開始したら治療モードに変えてショック療法攻撃をバンバン使って索敵している人もいると思いますが最初はそこまでショック療法攻撃を行う必要はありません。
というのも生存者は開始時には狂気レベルが0からはじまり、狂気レベルが上がる度に叫んで位置を知らせてくれます。
それはレベル0から1になる時も同じで、開始時はドクターが治療モードにして発電機を巡回しているだけで心音範囲内にいる生存者が勝手に叫んでくれるので簡単に生存者をみつけることができます。
治療モードと処罰モードでは明らかに治療モードの歩く速度は遅いですが、その分心音範囲内にいる生存者の狂気レベルをあげながら移動できるので、結果的には足が遅くてもこちらのほうが効果的です。
なので生存者全員を狂気レベル1にしたあとも基本的には治療モードをメインにして、攻撃をする時のみ処罰モードに切り替えるようにしましょう。
狂気度を最優先で上げる
生存者を見つけることがすぐに攻撃したくなると思いますが、まずは生存者の狂気レベルを上げるためにチェイスを開始しましょう。
先程も紹介したように狂気レベルは3以外下げることは出来ないので、早めに狂気レベルを2以上にしておくことで最も効果が高いレベル3にしやすくなります。
狂気レベルはショック療法攻撃を1~2回程度当てれば生存者が叫ぶのでそれが狂気レベルが上った証拠です。
レベル3に出来たかを確実に確認する方法としては、チェイスしている生存者に黄色いドクターの幻覚が現れたらレベル3になっている証です。
レベル3にすることが出来たら後は処罰モードに切り替えてダウンさせることを目指しましょう。
取り逃したとしても狂気レベル3ならば頻繁に叫んでくれますし、レベル2に下げられたとしても次に簡単にレベル3に上げることが出来るので、有利にマッチを進めることが出来るので最優先で生存者全員の狂気レベルを上げるようにしましょう。
タイミングよくショック療法を当てよう
ドクターの治療モードで行えるショック療法は生存者に当てると、板を倒したり窓枠を乗り越えるなどの動作を2.5秒間阻止することができます。
なのでチェイス中に生存者が板や窓枠を目指して走っている時に合わせてショック療法を当てると生存者は行動を行おうとしても出来ずに混乱して隙きができるので、その間に攻撃を当てることが出来ます。
なので闇雲にショック療法を行うのではなく、狙いすまして行うと生存者の行動を制限することができるので、効率よく生存者を吊るす事が可能となります。
鹿猟師は必要なし
鹿猟師は瀕死状態の生存者を一定距離内で見ることが出来るようになるパークで、一気に生存者を吊りたい時に効果的なパークですが、ドクターには鹿猟師は必要ありません。
というのも瀕死状態の生存者の狂気レベル上げることは出来ませんが、瀕死状態にする前のチェイスで狂気レベル3まであげて瀕死状態にすれば倒れていても幻覚も見ますし、定期的に叫んでくれるので場所が簡単に把握することが出来ます。
瀕死状態の生存者は正気を取り戻すことは不可能なので、他の生存者に治療されるまでレベル3状態は続くので、鹿猟師がなくても簡単に生存者の位置を特定する事ができます。
おすすめパーク
ドクターは心音範囲を広げることでより狂気レベルを上げやすくなるので、心音範囲増加と相性のいいパークをつけていくとより強力な殺人鬼となります。
苦悶の根源
「苦悶の根源」は心音を広げることが出来るパークで、心音範囲を広げたいドクターとは相性ぴったりのパークで必須パークとも言えます。
通常であれば心音はできるだけ狭くしてこっそりと生存者に近寄りたい所ですが、ドクターは心音範囲が広ければ広いほど強くなるので、苦悶の根源を付けておくとより簡単に狂気レベルを上げることが出来るようになります。
またショック療法攻撃などを行った際に入手できる「邪悪カテゴリ」のポイントを増加する効果もあるので、その点でも相性ぴったりとなっているので、ドクターのパーク編成はこのパークを中心に構成していくことをおすすめします。
パーク | 効果 |
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苦悶の根源 | 邪悪カテゴリの獲得ポイントを最大100%上昇させる 殺人鬼の心音範囲を最大26%上昇させる |
不安の元凶
「不安の元凶」はトラッパーの固有パークで、心音範囲内にで作業を行っている生存者を妨害することができるパークです。
苦悶の根源をつけて心音範囲を広げているとより効果的になるパークで、範囲内で修理や治療を行っている場合にスキルチェックの頻度を上げる上に難易度も高くなるので、失敗する生存者が続出します。
心音範囲を広げたいトラッパーととても相性が良く、よりドクターの心音範囲内を嫌ってくれるようになるでしょう。
パーク | 効果 |
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不安の元凶 | 心音範囲内にいる生存者は修理、治療、破壊工作におけるスキルチェックの発生確率が最大10%上昇する 発生したスキルチェックの成功範囲を最大60%少なくなる |
破滅
破滅はハグの固有パークで生存者の発電機の修理を妨害することが出来るパークです。
破滅は呪いのトーテムが破壊されるまでスキルチェックでグレートを出さないと発電機の修理の進行度が低下してしまうので、それだけでも厄介なパークですが、不安の元凶と組み合わせることでより厄介なパークにすることが出来ます。
不安の元凶と組み合わせるとスキルチェックが頻繁に行われる上に、成功範囲は減少するので発電機の修理ができたものではなくなります。
またそれに苦悶の根源を合わせると範囲も広がるので修理妨害を目的にする場合にあ強力な組み合わせになります。
パーク | 効果 |
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破滅 | 呪いのトーテムが破壊されるまで最大4人の生存者が呪いにかかり、次の効果を受ける
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看護婦の使命
「看護婦の使命」は範囲内で治療を行っている生存者を見ることが出来るパークです。
ドクターは心音範囲を広げたいので、心音範囲内から逃れたい生存者とは相性が良くないように思えますが、実はレベル3からレベル2に下げる「正気を取り戻す」行為も治療とみなされ見ることが出来ます。
なので早くレベル2へと下げたい生存者は心音範囲内でも正気を取り戻そうとしますが、それを見ることが可能になるので、かなり有利に立ち回ることができるようになります。
パーク | 効果 |
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看護婦の使命 | 最大28メートル以内にいる治療中、または治療を受けている生存者を見ることが出来る |
ブラッドポイントを稼ぎやすい
ドクターのショック療法攻撃は攻撃を生存者に当てると「邪悪カテゴリ」のポイントが入手することが出来ますが、ドクターの必須とも言えるパーク「苦悶の根源」はその邪悪カテゴリポイントを最大100%上昇する効果を持っています。
なので普通にショック療法攻撃を使いながらドクターをプレイしているだけでかなりのブラッドポイントを稼ぐことが出来るようになります。
さらに「バーベキュー&チリ(バベチリ)」には獲得ポイントを最大100%増加してくれる効果があり、効果も申し分なく強力なのでこの2つを組み合わせていくと通常よりもかなりのブラッドポイントを獲得することが可能です。
さらにオファリングの「プディング」などを使えば更にもらえるブラッドポイントも増えるので、キャラのレベル上げをしたい時にはドクターを使ってみるのも効果的です。
おすすめアドオン
ドクターはショック療法攻撃を当てて狂気レベル上げることが重要になるので、ショック療法攻撃の射程範囲を広げる「カビが生えた電極」系や、与える狂気量が上昇する「秩序-クラス1」系のアドオンを付けるとより、ショック療法攻撃が当てやすくなります。
また特におすすめするのが「鎮静-クラス1」系で、このアドオンの効果は治療モード中の心音範囲を広げ、処罰モード中の心音を減少させる事ができます。
紹介してきたようにドクターは心音範囲が広ければ広いほど生存者にとって驚異になりますが、大きすぎるとすぐに生存者に気付かれて逃げられてしまうというデメリットもあります。
ですがこのアドオンであれば心音範囲が大きくあって欲しい治療モード中だけ心音範囲が大きくなり、心音範囲が大きくある必要のない処罰モードでは心音範囲を狭めてくれる優れたアドオンとなっているので、持っている時は装備するようにしましょう。
その他にも狂気レベルが上っていると、壊した板の場所に板がまだあるかのように見せる効果があるものや、心音がなり続ける効果を付けることが出来るアドオンも存在します。
ドクターのアドオンにマイナス効果はあまりないのでお好みの妨害効果を選んでつけていくのもいいでしょう。
まとめ
以上がドクターの特徴や立ち回り、おすすめパークなどについての紹介でした。
ドクターは殺人鬼の中でも上位に食い込む程の強キャラで、使い方がわかっていれば初心者の方であっても使いこなすのはそれほど難しくないでしょう。
生存者の位置を知ることが比較的容易な殺人鬼でもあるので、初心者を脱して中級者に向かう入門殺人鬼としてピッタリかもしれません。
ですが紹介したおすすめパークを付けるにはいろいろな殺人鬼を育てないといけないので本領発揮するまでには時間が必要になります。
さらにブラッドポイントを稼ぐのにも適しているキャラなので、キラーをプレイする人であれば育てておいて無駄はないでしょう。