雰囲気ゲーが大好きな男、でろりんです。
人喰いの大鷲トリコをクリアしたので今作をプレイした感想と評価をまとめておきます。
やはりICOシリーズなだけあって完璧な「雰囲気ゲー」である事は間違いなく、そういう意味では個人的には神ゲーと言って良いとは思います。
ただやはりゴリゴリのアクションがやりたい人には向いてないゲームだろうなーとも改めて感じました。
目次
プレイする映画という感じのゲーム
ICOシリーズ全体に言える事ですが、幻想的な雰囲気と、現世離れした設定などはやはり「映画っぽい世界観」の一言だと僕は感じました。
これまで同様の世界観、何言ってるかよくわからん言語でほとんど会話などなしで進むストーリー、ICOシリーズの伝統は引き継いでいて、相変わらず映画でも見ているような雰囲気ではありました。
それでも自分で動ける要素は非常に多いので「見るだけの映画」とは全く異なりますし、ムービーシーンが置いわけでもなく、謎解き要素も強い「プレイする映画」と言う感じのゲームです。
これはICOやワンダと巨像をプレイした事がある人ならよくわかっている点でしょう。
美しすぎるグラフィック
PS4になった事でグラフィックがこれまでより数段パワーアップされていました。
外はもちろん洞窟内も、水も総てが綺麗でした。特に外に出た時の透明感はシリーズ独特のもので、ゲームの画面なのに「わーお綺麗」と言いたくなるレベルのものです。
恐らく他の大半のゲームをプレイしてもこれだけの感動を覚える事はそうそうないでしょう。萌え要素などを一切省いた美麗なグラフィックは本当に一見の価値有りですね。
特にトリコ(大鷲)の羽や傷の表現などは個人的には感動しました。
トリコは動物好きには可愛くてヤバイ
僕は過去に犬も飼ってましたし、今も猫を3匹飼ってます。
そういう動物好きの僕から言わせると「トリコって猫みたいなもんじゃん」って感じでした。
見ててホントに可愛い、うちの猫を見ているかのようでした…。ゲーム内のキャラクターのはずなのに、生きているようでした。
指示をあんまり聞いてくれない所とか、ちょっとボケかます所までリアルに動物っぽくて、動物好きからすると「トリコ可愛い!」となるので、トリコに攻撃してくる敵を見ると本気で殺意が湧きました。
それぐらいリアルに動物として完成して作られているので、動物が好きな人からすれば可愛すぎてヤバイです。
ちなみにトリコは大きな猫みたいな感覚です(笑)
トリコと交流するのが楽しい感じで、個人的には子供にこそプレイさせたいって思いましたね…ただうちの子はまだ小学二年生なので、クリア出来ないかなぁ…と感じたのでやらせてませんが…(笑)
アクション要素は適度で謎解きがメイン
トリコもこれまでのシリーズと変わらず、多少のアクション要素はありますが、結局謎解きがメインのゲームです。
だから謎解きが好きな人は楽しめても、アクションがメインの人だと微妙かも知れません。
個人的にはどっちも好きなので全然有りでした。
また謎解きも言うほど難しくはないので、今回はサクサクと進める事が出来るのでそこまで難易度も高くない…と思ってます。
僕は真剣に悩んだのは1~2回だけでした。
終わるのが寂しいぐらいの作品ではあった
オチが個人的にはあまり好きじゃありませんが、途中まではトリコの世界観に没頭して非常に楽しめました。
特にトリコとのアクションはかなり楽しく、その際の映像も非常に綺麗でした。
終わるにつれて「もうすぐ終わってしまうのか」と考えて寂しくなるぐらいの名作でした。
個人的には約束された神ゲーですが、アクション要素が好きな人にはそうではないかなーという印象ぐらいですね。
全体的なクオリティは高いのでプレイする価値はある
クリアするまでにかかった時間は多分15時間程度だと思いますけど、それでも僕は神ゲーだと思います。
本当に徹底的に作り込まれている系のゲームなので、一つ一つの場面をよく見て楽しむぐらいで良いと思います。
ぶっちゃけこのゲームをやった後に他のゲームをやると、映像の作り込みの違いなどに正直驚くレベルです…。
これまで散々待たされた作品ではありますが、それだけの価値はあったんじゃないかなぁ…と個人的には思います。
ICOやワンダと巨像をやってみて楽しかった人は絶対にやるべきゲームですね!!
僕は神ゲーだと思いました。映像の綺麗さとか本当に半端なかったので…何よりトリコとの交流が楽しかったですね。