2019年2月5日にEAより配信された基本無料のバトルロイヤルゲーム「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」がPS4/Xbox One/PCで配信開始されました。
このゲームは人気タイトル「タイタンフォール」のスピンオフ作品で最後の1パーティが決まるまで戦うバトルロイヤル形式となっています。
そんなエーペックスレジェンズの特徴やプレイしてみた感想などについて紹介していきます。
目次
各キャラクターに特徴がある
基本的にバトルロイヤル系のゲームではキャラ自体には特に特殊能力がなく、プレイ中に拾う武器やアイテムを駆使して戦っていくゲームになっているのがほとんどですが、エーペックスレジェンズでは各キャラに明確な役割が設定されています。
例えば盾を張ることが出来るキャラや、偵察、回復に特化したキャラなど自分のプレイスタイルなどに合わせてキャラを選ぶことが可能になっています。
なので同じゲームであってもキャラによって役割が変わり、立ち回りなども全く変わってくるのでキャラごとに楽しみを見出すことが出来ます。
有名なところで言うと開発者の方も名前を出しているようにプレイ中にキャラ変更はできませんが、オーバーウォッチをイメージすれば分かりやすいと思います。
キャラと特徴一覧
各キャラの特徴を簡単に紹介していきますが、コースティックとミラージュはゲーム内マネーや課金で解除することが出来るので開始時には使用することはできません。
- ブラックハウンド
- 偵察を得意にしているキャラで、パッシブスキルで敵の残した痕跡を見ることができ、戦術アビリティでは近くにいる敵を見つけることができ、味方をサポートすることが出来る特徴を持っています。
- ジブラルタル
- 戦術アビリティでドームシールドを発生させて味方を守ることが出来るタンクの役割があるキャラで、自身も狙いながらエイムをするとシールドを発生させることが出来る前線で活躍できる特徴を持っています。
- ライフライン
- パッシブスキルで味方を蘇生する時に周りにシールドを発生させることが出来たり、戦術アビリティで近くの味方を回復できるなどのヒーラーとしての役割が可能になっているキャラです
- パスファインダー
- パスファインダーは次のリング(安全地帯)の場所を事前に知ることが出来るパッシブスキルと、高い場所などに移動できる戦術アビリティを持っている斥候としての役割を持ったキャラです。
- レイス
- 敵が近くにいる際に謎の声が語りかけてくるので索敵能力もありますし、戦術アビリティでは虚空を通って素早く移動することが出来るなど裏取りや奇襲を行うことが出来るキャラとなっています。
- バンカーロール
- パッシブ能力は走っている時に攻撃を受けると短時間の移動速度が上昇し、戦術アビリティは着弾点に煙の壁を作ることができ、移動と撹乱に優れたキャラになっています。
- コースティック
- コースティックは毒ガスを地雷のように設置して近寄った敵を攻撃しつつ、その中にいる敵の位置を確認することが出来る待ち伏せで真価を発揮するキャラになっています
- ミラージュ
- ミラージュはホログラフを出せる特徴を持っていて、ホログラフ出して敵に攻撃させて位置を知るなどといった戦い方もすることが出来ます。
チームプレイがより重要に
エーペックスレジェンズは配信開始されて直ぐの段階ではソロモードやデュオモードが存在せず、必ず3人でチームを組んでプレイすることになります。
キャラに個性がるという特徴と合わさってどのようなパーティ編成で行くのかや、タンク役であれば率先して前に出て盾を張って味方を援護したり、偵察であれば周囲に敵がいないかを確認するなど特徴を活かすにはより味方と協力して戦う必要があります。
なのでよりフレンドなどとワイワイやるのが楽しくなるゲームになると思います。
チームは3人まで
多くのバトロワゲームでは最大4人までのパーティを組むことが出来ますが、エーペックスレジェンズでは今の所最大3人までしかチームを組むことが出来ません。
せっかく個性あるキャラが8人も用意されているのにその中で3人しか選べないと言うは少し残念な気がします。
特徴のあるパーティ編成にしたり、より多くのフレンドと遊ぶことが出来るように将来的には4人プレイが出来る用に慣ればと思います。
現在では1ゲーム3人×20チーム、最大60人までとなっているので、サーバーの問題もあるのかもしれませんが、今後エーペックスレジェンズに人気が出てサーバー強化してもらえるようになると4人チームも不可能ではないと思うので期待していきたい所です。
パーティとの意思疎通が簡単にできる
先程も初回したように今の所必ずチームを組まないとプレイできないので連携が非常に重要になってきます。
ですがいつもボイスチャットができる人とプレイできるわけではないですし、1人で他の人とプレイすることもあると思います。
そんな時にコミュニケーションがとれないとまともに戦うことができなくなってしまいますが、エーペックスレジェンズでは声を聞かなくても連携が取りやすい工夫がなされています。
例えば場所を指定してR1を押してマーカーを付けてここに行こうと提案することが出来、他の人はそのマーカーを見ながらR1を押すと「OK」と認識していることを知らせることもできます。
さらに弾や武器、アーマーなどを見ながらR1でスポットするとスポットしたアイテムに対応したマーカーで知らせるだけでなく「ここに弾がある」「ここにレベル1のアーマーがある」などと言った声でも教えてくれるので非常に分かりやすいです。
敵を見つけた際にもR1を2回押せば敵のいる場所を専用のマーカーで知らせることが出来ますし、R1を長押しすれば「この位置を監視する」や「何者かの痕跡」「こちらを攻撃する」などの意思疎通もできるので、ほぼ話す必要のないレベルでコミュニケーションを取ることが可能になっています。
なので1人で他の知らない人とパーティを組んだとしても全く問題なくプレイすることが出来、チームプレイを重視するゲームだけあってこの辺りの配慮はさすがだなと感じました。
倒されても条件付きで復活可能
バトロワ系のゲームでは敵に倒されてもダウン状態であれば味方に助けてもらうことが可能になっていることがほとんどで、エーペックスレジェンズも同様にダウン状態で味方に回復してもらうことは可能です。
エーペックスレジェンズの特徴的なのは、ダウン状態からさらに攻撃を受けて完全に倒された状態でも復活させることが出来る可能性があるという点です。
PUBGやフォートナイト、ブラックアウトなどは倒されるとカバンや箱を落として終了になりますが、エーペックスレジェンズでは箱を落とした状態でも味方が箱を調べてバナーを回収した後にマップ上にいくつかあるリスポーンビーコンという場所に行けば復活させることが出来ます。
これは他のバトロワ系のゲームとは違う特徴の1つとなっているので、もし一人になってしまったとしてもバナーを回収しておけば全員復活させることが出来る可能性がでてくるので、大逆転も可能になっています。
タイタンは出現しない
タイタンフォールといえばロボットのような機体「タイタン」を呼び出して戦うのが醍醐味とも言えるゲームですが、今回のエーペックスレジェンズにはタイタンは出現しません。
なのでタイタンフォールのファンにとっては「それはないよ」と感じてしまうかもしれませんが、あくまでも世界観を同じにしているスピンオフ作品なので別タイトルとして考えれば楽しめると思います。
そもそもタイタンフォールの名前を出さずに新規IPとして出しても良かったのかもしれませんが知名度を上げるためにはタイタンが出ないという批判覚悟でタイタンフォールの名前を使ったのかもしれませんが。
弾やMODが分かりやすい
PUBGやブラックアウトでは武器にスコープやグリップなどのMODを装着して武器を強化することができますが、落ちているMODがどの武器に対応しているのかや今装備している武器がどの弾が必要なのかなどはわかりにくくなっています。
ですがエーペックスレジェンズであればMODや弾を見た時に今の装備に付けれるのかや、今装備しているものや、アーマーであれば今装備しているものよりも優れているのかどうかなどひと目で分かるようになっています。
なので銃に詳しくない人であっても必要な弾やMODが分かりやすくなっているのはとてもわかり易くて良いです。
まとめ
以上がエーペックスレジェンズの特徴とプレイしてみた感想についての紹介でした。
最近ではバトロワ系の無料ゲームは増えてきていますが、タイタンフォールのスピンオフという知名度や、他のバトロワにはないキャラによってプレイが変わったり倒された味方を復活させることが出来るなどの独自性が見られるので、非常にいいゲームだと思います。
ただし既にPUBGやフォートナイトなどのバトロワ系の頂点に立っているゲームに肉薄するにはもっと大きな特徴が必要になると思いますが、今後アップデートが重ねられていくのだと思います。
いま出ていいるバトロワ系のゲームとはまた少し違ったゲームをしたいという方は基本プレイは無料なのでまずは少し触ってみてどのようなものかを体験してみてはいかがでしょうか。