隻狼はダークソウルやブラッドボーンと同じフロムソフトウェアが作っているゲームなので、それらのゲームをプレイしてきた方にとってはタイトルは違いますが、お馴染みのシステムになっているところが多くなています。
ただそれらの作品とはまた違った特徴になっている部分もあるので、隻狼がフロムソフトウェアのソフトが初めての方以外でも違いなどについては知っておくようにすると良いでしょう。
そんな隻狼の豆知識やコツなどについて紹介していきます。
目次
死ぬとスキルポイントとお金を失う
隻狼は難易度が高くボスだけでなくその辺りにいる普通の敵でさえも何度もやられてしまうことになるでしょう。
これはフロムソフトのダークソウルやブラッドボーンなども同様で、それらの作品では死んでしまった場所にスキルポイントなどを全て落としてしまい、回収しなければロストしてしまうという仕様になっていました。
ですが隻狼では死んでしまっても全てのポイントを失うことはありませんし、回収する必要はない仕様になっていますが、その変わりに持っているお金とスキルポイントを強制的に一定数失ってしまうことになります。
お金の場合は一律で持っている金額の半額を失い、スキルポイントはゲージに残っているポイントの半分を失うことになります。
スキルポイントに関してはゲージがいっぱいになってスキルポイントになった分に関しては失われることはありませんが、スキルポイントになる前の経験値の状態のポイントの半分が失われるということになります。
このような仕様になっているので、ダークソウルなどのように死んだ場所まで戻ったり、全ロストしてしまうようなリスクはありませんが、強制的に失ってしまう事になるので一長一短という感じになっています。
ただしある程度対策もすることが出来るので紹介していきます。
お金を失わない為の対策
お金は一律で半額を失ってしまうことになるので、死んでしまうことで最も大きなデメリットとなっています。
お金は供養衆や商人から消費アイテムを購入したり、義手忍具になるアイテムなどを購入するために必要なのでい数千銭貯めなければいけない場合も存在します。
だからと言って死にゲーと言われている隻狼を死なないようにプレイするというのはかなり厳しくなってしまうので死んでしまってもお金を失わないように対策しておく必要があります。
対策としては供養衆や商人から購入することが出来る「銭袋」に変換しておくとアイテムとして扱われるので、死んだ場合でもお金をロストすることなくプレイすることが出来るようになります。
お金が必要な時にこの必要な分だけ銭袋を売却していくという流れになりますが、商人から購入することが出来る数は限られていますし、購入額は売却額よりも10%程度高くなっているので少し損してしまいますが半分失うよりはマシと考えるしかありません。
このような対策をしていればお金をロストすることはないので、ボス戦前である程度お金が貯まっている状態だった場合は各地の供養衆などをまわって銭袋を購入しておくにしましょう。
銭袋を買って余ったお金は後ほど紹介する形代を買ったり、購入可能であれば「神ふぶき」の購入に使っておくと後々役にたってくれるはずです。
アイテム欄を使いやすくするテクニック
隻狼では5つのアイテムを装備することが出来、それを十字キーで動かしながら使いたいアイテムを選んでいくことになりますが、戦闘中は一覧で見ることが出来ないのでひとつひとつ動かしながら確認していく必要があるのであまり使いやすくはありません。
戦闘中などに回復したい時に傷薬瓢箪以外のアイテムを選んでいると十字キーで探しながら敵の攻撃にも気を配っていないといけないので、それだけでも攻撃を受けるリスクがぐっと上昇してしまいます。
かと言ってずっと傷薬瓢箪にしておくと毒や炎上状態を回復する時にも同じ状態になってしまって危険です。
こんな時に役立つテクニックは左右どちらのでもいいので十字キーを長押しするとアイテム欄のトップ(左端)が選択されるようになるので、ここに傷薬瓢箪をセットしておくと別のアイテムを選んでいてもすぐに回復することができるようになります。
根本的な解決にはなっていませんがとりあえず体力の回復だけは素早く行うことができ、これを知っているかいないかで生存率も多少変わってくると思うので活用してみてください。
スキルゲージを満タンにしてボスに挑む
スキルポイントは死んだ時のペナルティはお金ほど大きくはありませんが、ゲージがかなり貯まっている状態でボス戦に挑むと負ける度に半分ずつ失われていくことになります。
ただスキルポイントはゲージをいっぱいにしてスキルポイントに変えてしまえばいくら負けてもそこから減ることはありません。
なのでボス戦の前でもう少し頑張ればゲージをいっぱいに出来るという場合は周りにいる敵を倒してスキルポイントに変えてあら挑むようにすると経験値をロストする事がなくなるのでおすすめです。
形代は購入できる
形代とは主に義手忍具を使う時に消費するアイテムのことで、マップに落ちていたり敵を倒すことで入手することも出来、最大999個まで倉庫に保管しておくことも出来ます。
ただしそんなにバンバン手に入るというものでもないので、頻繁に義手忍具を使って戦っている方の場合はすぐに無くなってしまって足りないという状態の方も多いと思います。
そんな忍具を使うために重要な形代は実は購入することが可能になっていて、供養衆からではなく鬼仏の項目の一覧の中に「形代を購入する」があるのでそこから購入可能となっています。
値段も1つ30銭程度なので、先ほど紹介したお金を銭袋に変換する方法で余ったお金を形代にしておくのもお金を無駄にしない有効活用になると思います。
警戒アイコンを把握しよう
敵の視界の中に入るといきなり見つかるわけではなく、頭の上に出るアイコンを確認することで自分が今どのくらい見つかる可能性があるのかを把握することが出来ます。
まず最も警戒度が低い状態が、頭の上に逆三角形の黒いアイコンが出いる状態で、これはまだ気付かれても警戒もされていない状態ですが、そのまま同じ位置にいると逆三角形の中に黄色いゲージが上昇して来ることになります。
黄色いゲージがいっぱいになって黄色い逆三角形のアイコンになると警戒されることになり、場合によってはこちらまで確認しに来てしまいます。
その状態から姿を見せてしまうと一瞬頭の上に赤い逆三角形のアイコンが出現し、戦闘状態になってそこからはアイコンは出現しませんが、音楽が変わるのでそれで戦闘状態かそうでないかを判断することが出います。
逃げて草むらの中などに隠れて戦闘音楽が消えたら戦闘状態が解除されたことになります。
警戒アイコンはこのような仕組みになっているので戦闘を避けたり、忍殺を行いたい場合はとにかく逆三角形のアイコンが出たらその場所から移動して警戒度が上がらないように気を付けながら動くようにしましょう。
ダッシュが可能
最近のゲームでダッシュを行うには多くの場合L3やL1、ダークソウルやブラッドボーンでは×ボタンで走ることが出来ていましたが、隻狼ではどのボタンを押しても走ることはできないので、ダッシュできないと思っている方も少なくないと思います。
私自身もある程度ストーリーが進むまでダッシュ出来ることに気が付かずに進めていましたが、隻狼でも○ボタンを押すとちゃんとダッシュする事は出来るようになっています。
ダッシュできるか出来ないかでボス戦での戦い方も大きく変化しますし、序盤の中ボス「火牛」と戦う時にはダッシュが無いと非常に苦戦してしまうでしょう。
正直に言うと○ボタンでダッシュというのは操作しにくいところはありますが覚えておいて活用していくようにしましょう。
対処可能な危険攻撃もある
隻狼の敵はボス級の敵だけでなくザコ敵でも危険攻撃を行ってくることがあり、この危険攻撃は防御不可なので避けで対処するのが基本的な対処方法になります。
特にボス戦での危険攻撃は大ダメージになることがほとんどなので戦うときには最優先で動きを覚える必要があります。
ただし全ての危険攻撃が避けるしか対処方法が無いのかと言えばそうでもなく、スキル「見切り」を覚えると危険攻撃の突きには対処することが出来るようになります。
敵の突きに対して○ボタンを押すといなすことが出来るだけでなく、敵に体幹ダメージを与えることもできるので、攻守両面で活躍してくれることになります。
突きを覚えるとストーリー中盤辺りから出てくる紫の忍者や様々なボスの攻撃に対して有利に戦うことが出来るようになり、難易度もかなり変わってくることになるので必ず序盤から覚えておくようにしましょう。
ただし見切りを覚えても「危」の文字は出てくるので、敵のモーションを覚えてどの攻撃が突きなのかを見極めてから対処する必要があるので攻撃をしっかり見極めるようにしましょう。
ガードを連打すると弾きにくくなる
戦闘で最も重要になってくる要素の1つが「弾き」ですが、敵の攻撃のタイミングに合わせて行う必要があるので初めて見る攻撃の場合は弾くのは難しくなっています。
そんな時は敵の攻撃に対してL1を連打して偶然にでも弾けないかと試みてみると思いますが、実はこのL1連打は逆に弾きを難しくしています。
恐らく2~3回程度の連打ではそこまで変化は無いと思いますが、攻撃が来る前から闇雲に連打した場合は弾き判定になるタイミングが厳しくなり、逆に弾きが発生しにくくなります。
なのでなかなか弾きが出来ないという場合はL1を連打していないかなどを見直してみると弾きが発生しやすくなるかも知れません。
そういう意味でも隻狼の戦闘では敵のモーションと攻撃を覚える事が重要になります。
休息すると敵は元の位置に戻る
フロムソフトウェアのソフトではお馴染みではありますが、鬼仏で休息を行うと体力や傷薬瓢箪の使用回数などを回復することが出来ますが、同時に今まで倒してきた敵も復活して同じ場所に配置されることになります。
ただこれは全ての敵というわけではなく、ボスや中ボスはもちろんの事、一部の中ボスとは言えない程の強めのザコ敵も復活しない仕組みになっています。
これはせっかく倒した敵が復活してしまうという一面もありますが、逆にこれを利用してスキルポイントやお金稼ぎに利用することも可能です。
倒しやすい場所にいる敵をある程度倒したら「帰り仏」を使って鬼仏に戻り、また同じルートにいる敵を倒すというのを繰り返すことで稼ぎを行うことが出来るので、鬼仏周りで敵を忍殺で倒しやすい場所が無いかなどを探してみるのもいいと思います。
また敵に追われている時に鬼仏を見つけて休息を行うと強制的に敵は元の配置の戻されるのでピンチの時の逃げ場としても使うことが出来ます。
アイテムを活用しよう
隻狼にはいくつもの消費アイテムが用意されていて体力を回復するような効果があるような物はもちろん、攻撃力や防御力を上げることが出来るアイテムまで揃っているので、これらを使うことでボス戦などでより有利に戦うことが出来るようになります。
他にも義手忍具を使う時に必要になる形代や、お金やドロップアイテムが入手しやすくなるアイテムも存在します。
これらは一時的に対応したアイテムやお金が入手しやすくなる効果を持っているので、スキルポイント稼ぎと一緒に使うとより効果的です。
というのも効果は数分飲みなので敵が少ない所で使ってしまうと数人倒したくらいで効果が消えてしまうので、スキルポイントやお金稼ぎができる場所で使うと敵が多い場所だと思うので効果的に使うことが出来ます。
特に形代をよく使う人は鬼仏で購入もできますが、アイテムを使って敵から入手しやすくすることも出来ます。
お金やアイテムをドロップする確率をより高くしたい場合は「仙峯寺拳法」のスキル「功徳」や「さらなる功徳」を覚えることでより多くのアイテムやお金を入手することが可能になります。