世界2大FPS(ガンシューティングゲーム)の1つ、COD:iw(コールオブデューティ:インフィニットウォーフェア)
FPSは基本1対1ではなく、複数人対複数人で試合が行われます。
もちろん今作も、ゲームルールFFA(フリーフォーオール)などを除いてほぼ全てのゲームルールが複数人対複数人での試合になっています。
「eスポーツ」と表現されるFPSにおいて、味方の考えややりたい事、これからするであろう動作を感じ取れる能力、いわゆる「空気を読む力」は非常に重要です。
また、味方の動きが分かるようになるという事は、敵の動きを読めるようになる事にも繋がります。
しかし、声も通じ合ってない「野良」(パーティを組まずに1人でゲームプレーしてる状態)では連携は簡単に出来るものではありません。
そこで今回は初心者がFPSを上達させる上で重要となる野良でも勝てる味方との連携方法を紹介します。
目次
ミニマップを見る
ミニマップとは、プレーヤーの画面左上に四角形で表示されている枠の事です。
プレーヤーの位置を俯瞰的に捉えており、自分や味方が向いている方向が分かったり、敵が発砲した場所が「赤い点」(以降赤点)で表示される仕様になっています。
一見重要ではなさそうですが、このミニマップにはFPSで勝つには欠かせない情報がたくさん詰まっています。まずはどんな情報が読み取れるのかを整理しましょう。
味方の位置と向いている方向
1番わかりやすく読み取れる情報で、かつ味方と連携をとる上で1番重要といっても良い情報がこの情報です。
初心者の場合はこの味方の位置に気をつけて、常に味方の向いていない方向を見るように意識しましょう。
味方と向いている方向が同じという事は、2人でいるのに前方しかケア出来ていなかったり、2人でいるのに同じ敵に銃弾を浴びせキルを奪い合うという事になってしまいます。
これでは自分が上達しにくいのもありますし、何より向いていない方向から敵が現れた場合、敵にとって絶好の「おいしいシチュエーション」となってしまいます。
味方の向いている方向は味方に任せる。自分は別の方向をケアする事を心がけましょう。
味方の死んだ位置を見逃さない
そうして味方と別々の方向を向いていると、突然味方が赤点と向き合った後、ミニマップから消えたりします。
これはつまり、その場所で敵に倒されたということ。そして赤点の位置に、味方を倒した敵プレーヤーがいた事を表します。
そのまま味方が倒された位置に行って同じ敵と向かい合うのもナシではないですが、1度戦闘を行って勝利した敵は、味方によって体力を削られていたり(FPSプレーヤーの間では、体力が少ない事を「ロウ」、瀕死状態の事を「激ロウ」と言ったりします)
また同じ方向から2人目の敵が援護に来ないか警戒している場合が多いです(逆にこの時に別の方向から来る敵を想像できるのが上級プレーヤーです)
つまり、「赤点が出た場所」と「味方が倒された位置」から敵が向いている方向を予測して敵の横、もしくは裏へと周りましょう。
そしてこの時、先ほど述べた「味方が向いていない方向を向いている」敵のプレーヤーを想定する事も忘れないでください。
そのプレーヤーさえ突破出来れば、あとはその味方に背中を預けていた無防備なプレーヤーを背後から簡単に仕留める事が出来るのです。
味方の強さを見極める
ここまでで味方との基本的な連携方法はわかって頂けたと思いますが、こうした基本的な連携方法では対応出来ないシチュエーションが存在します。
それは、「味方の強さと敵の強さに圧倒的な差がうまれている場合」です。
味方の方が圧倒的に強いのであれば問題はないのですが、敵の強さが圧倒的な場合、この基本的な連携をしようとしても味方がすぐに倒されてしまい、背中を預けているとは言えない状況になってしまいます。
ではその場合どうするかですが、初心者の方がその状況でできる事は限られています。
倒すのではなく、倒されない事を心がける
ここで紹介しているのは、初心者でもめちゃくちゃ上手くなってキルできる方法ではなく(そんな方法はない)、初心者が勝つ為に何が出来るかです。
なのでまずは出来る限り敵に倒される回数を減らしましょう。
なぜなら、相手のキル数が増えるという事は、それだけ相手により強力なスコアストリークを呼ばれてしまうことになるからです。
無闇に突破口を開こうと突撃してデス数を増やすのではなく、部屋の角や頭出しポジションで、敵が突っ込んでくるのを待ちましょう。
突破口を開くというのはそのチームで1番上手い人、いわゆるチームのエースがするべき仕事です。
しかしいくら撃ち合いに強く、立ち回りが上手い人でも強力なスコアストリークを呼ばれてしまうと、撃ち合いにすら持ち込めなくなったり、やりたい立ち回りもできなくなってしまいます。
なのでまずは無駄に死なない事。強敵との試合はこれを意識してプレーしてみましょう。
しかし、こうしたプレーをすると時折敵のプレーヤーから「角待ち」「芋」「キャンパー」「篭り出した」などと言われる事があります。(どれも動きの少ないプレーヤーに向けられる侮蔑用語です)
ですがこれらの罵倒はあまり気にする必要はありません。(もちろん突撃しても勝てるようになる事も大切です)
なぜなら自分が初心者の時、強い敵に倒されてしまうというのは誰もが通った道であり、そのプレーヤー達はその言葉を過去の自分に向けて言っているに過ぎないからです。
強くなる方法は、後からでもいくらでも覚えれますし、多くプレーしていれば必ず強くなります。
まずは試合に勝って、勝つ事の嬉しさやFPSの楽しさを味わい、それを覚えましょう。
野良で勝つ為の味方との連携方法まとめ
最後に今回紹介した、味方との連携や思考共有をわかりやすく解説した動画を貼っておきます。
- ミニマップを見る事を心がける
- 味方の向きや、死んだ位置を見逃さない
- 味方の強さを見極める
- 無駄に死なない事を心がける
これらを意識して動画を見てみてください。
知らない、会ったこともない、声も聞こえない仲間達と共に戦い、試合に勝つ事。この気持ち良さを覚えてしまったら、もうあなたも立派なFPSプレーヤーの仲間入りです。